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アンエクスペンシブなVRレンズとD40「X」  2007.03.07 Wed

d40_vr55200.jpgニコンがデジタル一眼「D40x」と新レンズ「AF-S DX VR 55-200mm F4-5.6 G」を発表しました。どちらも発売は今月29日。

D40Xは、連写速度が2.5コマ/秒から3コマ/秒になった事をのぞけば1000万画素化がD40との唯一の違いのようです。

D40はSWM(超音波AFモーター)内蔵のレンズでなければAFが使えないことさえ納得できれば、価格や機能、そしてその優れた画質がとても良いバランスのカメラだと感じていただけに、正直「なんで1000万画素に?」という気がしなくもありません。
いまでも「画素数=画質」と考えて、その数字だけでカメラを選ぶ人も多いのかもしれませんね。

公式画像サンプルを見ると非常にシャープな描写は受け継いでますが、ISO400の作例がすでに少しノイジーに見えることから考えても高感度画質はおそらくD40に大きく劣るのではないでしょうか。
もっともD40XとD40は併売されるようですから、画素数が増えた解像感をとるか画像の質を含めたトータルバランスをとるかという選択肢が増えたと考えましょう。


さて僕が嬉しかったのはもう1つの発表であるAF-S DX VR 55-200mm F4-5.6 Gレンズのほう。
VRと付いているとおり手ぶれ補正機能内蔵の望遠ズームレンズです。

手ぶれ補正に関して、かたくなに「手ブレは努力で克服する」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、僕に言わせればそれはもう修行者の領域ですw。もちろんそれを否定するわけではありませんし写真という趣味をストイックに追求する人なら良いのですが、僕を含め少しでもブレ写真を減らしたいと思うのが多数派なのは間違いないでしょう。そのために技術者があれこれ策を考えてくれてるわけですものね。

こと手持ちで撮るかぎり手ぶれ補正機能は「アタリ」の確立をまちがいなく上げてくれる技術です。努力でブレを克服してきた人ならそれ以上のスローシャッターが手持ちで使えるようになります。
手ぶれ補正が万能でないことは当然ですから、最低限しっかりした構えは必要でしょう。過信するのは禁物です。しかし手持ち撮影においてどんな場面、どんな人でもこの機能があれば多かれ少なかれブレが軽減できるのも確かなんですよね。
「ないよりはあったほうがいい」ではなく、僕はもう「あるべき」だと考えてます。
せっかくデジタルになったんですから、受けられる恩恵はありがたく享受させてもらおうというのが僕のスタンスです。

ちょっと脱線しましたw。そういうわけでとても便利な手ぶれ補正ですが、一方でその機能が内蔵されたレンズは比較的高価で大きいのが難点で、残念ながらD40などの「安価でコンパクト」という特徴をスポイルしてしまう製品だったのもたしかです。
前々からこのブログでも「普及タイプのVRレンズを出すべき」と書いてましたが、定価で45000円という今回のVR 55-200mmはまさに「ようやく」という感じです。

僕自身はVR18-200mmが気に入ってるのでこのレンズを買うことはないと思いますけど、こうしたレンズを発表したことで、これから普及価格帯レンズのVR化がすすみそうな期待が持てる事がニコンユーザーとして何より嬉しいです。
できる事なら価格はほぼ据え置きで単焦点を含むすべてのレンズにVRとSWMを付けて欲しいですね。まだたった1本ですし「すべてのレンズに」は難しいかもしれませんが、その方向へニコンが進んでくれる第一歩と歓迎します。


とはいえこのレンズの発表でニコンがボディ内手ぶれ補正をやらないことがなお一層はっきりしたようです。
一眼レフシェア1位・2位のキヤノンとニコンは「IS」や「VR」というレンズ内での手ぶれ補正を選択しており、ボディ側に手ぶれ補正をつけようとしていません。レンズ側の補正には「ファインダーでその効果を確認しながら撮影できる」ことや「そのレンズに合ったチューニングができる」利点があるのは百も承知です。

しかし古いレンズや社外製レンズで手ぶれ補正の恩恵にあずかれるペンタックスやソニーのボディ内補正はとても羨ましい。
だからこそ両方を採用してほしかったのも事実だったりします。VRレンズを装着したときはレンズ側の手ぶれ補正を使い、単焦点や古いレンズなど非VRを取り付けた場合にはボディ内補正を使うという方式がベストなはずなのですが、コストや戦略的に無理なのかな。

企業としての体力が図抜けていて、良くも悪くもあれこれやってくれるキヤノンならその可能性がまだなくもないかもしれませんね。

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