Leopardの面白い機能 2007.10.31 Wed

アップルのサイトにLeopardの機能を紹介しているビデオガイドがあります。
結構長い(15分くらい?)ビデオなんですが、見てると「ほー」と思う機能が盛りだくさん。できれば「Large」サイズで見て下さい。
前半は、新しいFinder、Quick Look、Time Machineといったあちこちで紹介されている機能が主で、これはこれでとてもわかりやすくて面白く見れるのですが、ビデオの3/4以降がさらに興味深い。
特に「iChatで音声チャットしながら相手のMacの画面をこちらに表示させ自由に操作する」画面共有機能。
友達から「こういう事をしたいんだけど、どうやるの?」と聞かれることがよくあります。でも操作自体は簡単なのに、電話やチャットでそれを伝えるのってひどく難しいんですよね。
相手の画面状態がわからないので、ひとつのボタンを押させる事だけでも「たぶん画面左上あたりにある十字の矢印ボタン」とか説明しなくちゃいけないし、コマンドひとつとっても「イメージメニューの中にある色調補正の中の・・・」と非常に手間がかかります。
聞いてくる相手は詳しくないから聞きたいわけですしね。
でも上記の画面共有機能があれば、話しながら実際に遠隔操作して伝えることができるし、一度だけの操作なら替わってやってあげてもいい。
また、チャット中の相手に写真アルバムやプレゼンをそのまま見せることもできるようです。
もちろんこれらの機能は、双方がLeopardの入ったMacでないといけないとはいえほんとに便利そう。
以前からリモート操作をするためのソフトウェアは存在していましたがとても一般的とは言い難く、これほど簡単手軽に実現できているのがすごいです。
ただ、セキュリティ的には大丈夫なの?? という懸念がなくもないです。
まぁ構造的には問題なくても、他人から自分のMacを操作されるわけですから(おそらくアクセスできる範囲を制限できるとは思いますが)、画面共有機能は信用できる相手とだけ使うようにしましょうw。
技術的にも興味津々なので一度試してみたい機能です。相手いないのが最大の問題ですな。。
どーですか、どなたかiMacでも買って試してみませんか??
日経パソコンのパソコン満足度調査で、番外編(Windows機じゃないから)ながらAppleはダントツの1位だそうですよw。
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4億画素の天体 2007.10.30 Tue

ここのGALLERYからいくつかの画像をダウンロードさせてもらったのですが、ここには宇宙の様々な場所の写真が載せられていて、サイズもいろいろです。
どうせなら僕の24インチモニタ(1920×1200pixels)のデスクトップピクチャにも原寸で使えそうなサイズのものをと探してたんですが、横幅1280pixelsの次はとんでもなくでかいデータしかない「The Carina Nebula: Star Birth in the Extreme」という写真を発見。
なんと29566×14321pixelsです。画素数でいえば約4億2340万画素。
ポスターなどの商業印刷では使うのかもしれませんが、僕はこんな大きなサイズの画像を扱ったことありません。
JPEG形式にもかかわらずファイルサイズ200MBもある画像を保存し、それをうちのPowerMacG5でPhotoshopから開くだけでも1分くらいかかりました。
ご存知のとおりPhotoshopで画像を開くと、まずパレットなどに邪魔されず画像全体がモニタに表示ができる縮小率で表示されるんですが、そのときの表示倍率はわずか「5%」。
そして画像ウインドウをモニタいっぱいまで広げた状態で100%等倍表示にしてみたときのPhotoshopナビゲータパレットのキャプチャが上の画像(クリックして見てください)です。
中央付近にある小さな赤枠の四角形がモニタに表示されてる部分。つまり24インチの画面いっぱい使ってもたったこれだけしか表示されないサイズというわけです。
いやほんとにでっかいJPEG画像でしたが、大きいだけでなくものすごく美しい。
こういう画像は見ていて飽きません。老朽化しているハッブル望遠鏡ですが、いやまだまだ使えそうですw。
他にもいくつかダウンロードしたので「The Antennae Galaxies/NGC 4038-4039」を縮小後1920×1200に切り抜いてデスクトップピクチャにしました。しばらくこれでいきます。
今日の写真(白木峰のコスモス2) 2007.10.29 Mon
![]() 機材:PENTAX K10D + DA50-200mmF4-5.6ED ※クリックすると少し大きな画像が表示されます 一時期下がった気温がまた上がってますが、もうコスモスの季節は終わりですね。 前回と同じときに撮った写真の残りから2枚だけ。 ![]() 機材:同上 来年はもちっとマシな写真が撮れるようにがんばりますw。 →「今日の写真」を全部見る ![]()
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Leopard発進(ほんとに) 2007.10.28 Sun

昨日書いたとおりアップグレードインストールが失敗、クリーンインストール後の環境移行ツールもダメ。
つまり手間を省くことができなくなったわけで、1から構築しましたよ。
まずLeopard、それから各種アプリケーションのインストール、それぞれのアップデート作業、データのコピー、動作確認などなど、正直かなりの手間でした。
まだ以前よりずっと少ないアプリケーション数ですが、それでも全部で10時間くらいかかったんじゃないかな(+_+)。
何かの参考になるかもしれないので、動作確認(とはいえ使い込んだわけではありません。起動確認、と言ったほうがいいかな)したアプリケーションやユーティリティをひととおり書いてみましょう。
特記のないものは正規のインストール方法で入れたものです。
環境:PowerMacG5 2.5GHz dual(メモリ2.5GB)
★問題なかったアプリケーションやユーティリティ:
・Adobe Photoshop CS3
・Adobe Illustrator CS3
・Microsoft Office 2004
・Toast8
・FireFox
・Google Earth
・PhotoGrid
・NewNOTEPAD Pro
・SteerMouse
・Fetch4.0.3
・Safari等 Leopard付属のもの
★ちょっと問題あったアプリケーションやユーティリティ:
・iMovie '08
最新版にアップデートする必要あり。旧iMovie HD(6.0)は問題なし。
・Adobe Photoshop CS
正規インストールでは起動せず。既インストールの別HDDからのファイル
コピーなら起動。
★正常に動かないもの:
・WindowShade4.1.2
まったく動作せず。慣れてるだけに不便です。
その他、Dashboardのウィジェットには問題あるものも少なくないように感じますが、もしかしたらまたうちだけかもしれません(^_^;)。
とはいえ、重要なアプリケーションはだいたい問題なく動いてるようですから、インテルマックへの買い換えは特に必要ないみたいです(笑)。
ところでそのLeopard、まだTimeMachineという目玉機能を試してないんですが、Spacesはほんとに手軽にデスクトップを拡張できますし(動作は非常に機敏です)、タブ移動ができるようになったSafariの文字検索(command+F)はFroggyさんもおっしゃっているとおり素敵です。
ページの任意の一部分(矩形で選択)をウィジェットにできる機能も、うまく使えば便利そうです。
また、Dockが3Dになりアイコンが映るのですが、ここにウインドウも映り込むんですね。上のキャプチャ画像をよーく見てもらうとわかると思います。ウインドウを動かすともっとはっきりするんですが。
まだ、そのルック&フィールの部分にしか触れてない状態ですけど、とてもカッコいいOSですね。
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Leopard発進!、、、できない 2007.10.27 Sat

アップルストアに予約していたのでウチにも午前中に届きました。
もちろん早速インストール。これまでずっとそうしてきたように、10.4.10からアップグレードインストールです。
PowerMacG5(2.5GHz dual・2.5GB)では45分ほどでインストールが終了、そして再起動。
いよいよ待ちに待ったレパードだぁ
と思ってたんですが、いつまで待っても真っ青な画面のまま一向に進みません。
10分待ってみましたがダメだったので、まぁこういう事もあるさと電源ボタン長押しで強制終了、そして再起動させました。
しかしまったく同じ。青い画面になるとファンが轟音をたてて回りだし、それっきりです。
PRAMクリアを行い、周辺機器はすべて外し、LeopardのDVDで起動させディスクユーティリティでHDDの修復もさせましたが効果なしです。
もうどうする事もできません。
数多くのアプリケーション、オンラインウェアのインストール、アップデート、初期設定・・・考えただけで気が重くなるのですが、意を決してクリーンインストールすることに。それしかないんですもん。
クリーンインストール後はさすがに起動しました。
各国語で「ようこそ」の文字が画面に舞い、ユーザ設定がはじまります。ここで環境移行ツールが起動するようになってます。
これはMacを買い換えた時などに、旧機種からデータやアプリケーションなどを自動的にコピーしてくれる機能。
そうだ、これがあっただとばかりに、昨夜バックアップを取っていた外付けHDDから環境をコピーしてもらうことにしました。
そして待つこと3時間。
ようやくうちのG5でレパードが起動しました。
しかし。
そう甘くはありませんでした。
1.iMovie'08が起動しません。
2.Toast8が起動しません。
3.ソフトウェア・アップデートができません。
まだあるかもしれませんが、とりあえずこれだけ確認しました。
1は、メニューは表示されるものの一切のウインドウが出ず、もちろん新規プロジェクトなどは選べません。
2はもうまったく反応なし。動こうって気がないようです。
3は、「ファイル“index-leopard.merged-1.sucatalog”がサーバ“swscan.apple.com”に見つかりませんでした。ネットワークに問題があるため、"ソフトウェア・アップデート"はアップデートを確認できません」というエラーが表示されます。
いや、ネットワークには問題ないはずなんです。ちゃんとWEBも見られますしメールも受信できます。
さらに、SafariなのかATOK2007なのか、こうして文字を書いていると突然レインボーカーソルにかわり、しばらく入力を受け付けない状態になったりもしまてます。
これはもしかするとSpotLightの索引作りか何かで一時的にCPUパワーを取られているだけかもしれませんが・・。
また、すでにSafariが一度落ちました。
これまで新しいOSが出たときは、いつもアップグレードインストールを行ってきました。
それで問題がでたことはなかったのですが、今回うちの環境ではだめなようです。
OSをもう一度クリーンインストールし、それからすべてのアプリケーションのインストール、設定、データのコピーを行わないといけないみたいです。
えらく時間がかかりますし、ほったらかしで勝手にあれこれ入ってくれるわけでもありませんから、少しずつやってくしかないですね(+_+)。
非常に非常にものすごくとんでもなく面倒です。
新しい機能を試す余裕もなく、なんか一気にレパード熱が冷めちゃいました・・。
とりあえず今夜はこれから外付けHDDの10.4「Tiger」から起動します。
もしかしてインテルマック買えってことですか・・?
→つづき「Leopard発進(ほんとに)」を読む
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日産GT-Rはスーパーかぁ? 2007.10.26 Fri

12月6日からの発売で、価格は777万~834万7500円と、以前の「スカイライン」GT-Rより少し高くなってます。
480馬力と60kgmを発生する3.8リッターV6ツインターボを心臓に、6速MTをベースとした2ペダルのデュアルクラッチミッション(つまりセミオートマでしょうね)やタイヤに至るまで専用設計で、ニュルブルクリンクオールドコースを7分半少々で走りきる一方で「300km/hで走っていても助手席の人と会話ができる、高速安定性と静粛性を実現して」いるのだそうです。
ゴーン社長が言うとおり、まさに「スーパーカー」な内容です。信頼性も考慮に入れるとイタリア製はもちろんドイツ製をも上回るスーパーさでしょう。
※ 以下はこの車を「かっこいい!」と感じた人は読まないで下さい。
※ 単なる僕の好みの話です。
・・・ただね、個人的な趣味で言わせていただくと、このスタイルってどうなんでしょう。
いやたしかに昔からGT-Rが持っていた押しの強さというかイカツサは十分にあります。「なんか強そう」です。
その秀でたパフォーマンスを外観でも表現していると言えなくもありません。
でもなーんかあんまりソソられないんですよ。

最初のやつから、

途中のやつ、そして今回の市販車と少しずつ変化していったスタイルは、そのまま「無難化」という妥協だと僕は感じました。
最初のコンセプトモデルが持っていた「未来」がどんどんなくなっていってしまってる。全体をまとめていたボディ各部のスムースなラインはいつの間にかごっつい線になってます。
かわりにイカツサは上がってますが。
ほとんどの車がもっともカッコよく見える斜め後ろからのスタイルは嫌いじゃありません。実際、この方向からのルックスは最初のモデルから印象を大きく変えてはいませんしね。
ところが肝心のフロントマスクが・・・。
量産化にあたって、バンパーやボンネットの切り欠きなどデザイナーの理想どおりにいかなくなっていくのはわかります。でもエッジのきいている後半部やフェンダーあたりにくらべて、この「クレイモデルをなーんとなく削ってったらこうなりました」みたいな半端なフロントまわり、あちこちでアールが変化し寸断されて潔さの乏しくなったプレスラインなど、いかにもチグハグな印象です。
こんな形にするならブラックアウトした台形グリルを無理して残す必要もなかったんじゃないでしょか。
今回のGT-Rはスカイラインの名前をなくして「NISSAN」というメーカー名を前面に出した、ある意味フラッグシップともいえるモデルです。
ぶつけたときにフロントパネル総取り替えになってもいいじゃないですか。車両価格が1500万円でもいいでしょう。そういうコストや貧乏くさい国産車の常識など無視して、スタイルまで「スーパー」に作って欲しかったと思うのです。
ま、限られた写真からの判断ですから、もしかすると実車を見るとまた違う印象を持たないとは言い切れないとはいえ、車としてメカニズムとして一度乗ってみたいと思わせる内容なだけに(いまのところ)個人的にはこのスタイルが非常に残念に感じました。
「乗ってる時は常にアクセル全開だぜっ!300キロだぜっ!藤原拓海にゃ負けないぜっ!」なお金持ちか、スペック至上主義なかた向けなのかもしれません。
僕は速くも走れるけどゆっくり走ってもさまになる車がいいです。
参考:日産GT-R公式ホームページ
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ところで、スパイ疑惑問題で今年のコンストラクターズポイントを剥奪され、ドライバーズチャンピオンシップにおいても最後の最後でフェラーリにもっていかれたマクラーレンが、「最終戦ブラジルGPにおけるウィリアムズ・トヨタ、BMWザウバーの燃料違反問題」に対して大会審査委員会の裁定に関して控訴したそうです。
一度はシロと裁定が下ったこの問題を主張するのは、上記3チームの車がハミルトンより前でゴールしていたからです。
もしこれらのチームが失格となればハミルトンのポイントが上がり、ライコネンを抜いて年間チャンピオンになるわけですね。
まぁ、そういう状況ですから当然といえば当然の主張なのかもしれません。ダメでもともと、言えるだけ言っとけと。
F1ってこの手の事はしょっちゅうですよね。残念ながら僕の好きなフェラーリこそがそういうのを一番得意とするチームでもありますw。
けれど、一度決定したチャンピオンが入れ替わるなんてことあってはいかんでしょう。
シラケすぎますよ。
シャア専用携帯? 2007.10.25 Thu

今、携帯熱がまったくないのでドコモユーザの僕はあんまり詳しくみていないのですが、ひとつびっくりしたモデルが「913SH G TYPE-CHAR」。
CHARって「闘牛士」のチャーじゃありません。「シャア」と読むようです。ガンダムのシャアです。
「アムロくんって人がガンダムに乗って、敵のシャア少佐と戦う」というのがガンダムに関する僕のほぼ全ての知識なんですが、それでも知ってるくらい有名な人です。
あ、もうひとつ、その人は「赤い彗星」と呼ばれているらしい事も知ってます。
赤というよりオレンジに見えるこの携帯、本体より何といっても見所は充電器です。
「シャア専用ザク」というやつの頭部だそうです。なんかすごいです。
携帯を置いてフタをすると、携帯背面の赤い丸がちょうど目(かな?)になるようです。
この充電器は組み立てキットなのだとか。
ろくにガンダムを知らない僕には何とも微妙な充電器ですが、これを部屋に置いとけばとりあえず人を呼んだとき注目されることは間違いないでしょう。
充電器なのにデカくて邪魔そうだ、なんて言ってはいけないんだと思います、たぶん。
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今日の写真(ある農家の風景) 2007.10.24 Wed
![]() 機材:Nikon D50+VR Nikkor 18-200mm ※クリックすると少し大きな画像が表示されます 今回のは最近の写真ではありません。 今年の春、外海のほうで見かけた農家です。 捨ててある軽トラが印象的でした。 →「今日の写真」を全部見る
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薄いAppleキーボード買った 2007.10.23 Tue

「Apple Keyboard (JIS)」(型番MB110J/A)です。
iMacに付属しているものと同じ製品で、アルミ製の枠に白いボタン式キーの、非常に薄いキーボードです。
実際使ってみると、うちの煩雑なパソコン机の上に置いてもすごくかっこいい・・・。
さすがです。
キーを押した感じは、デスクトップ機用のキーボードよりもノートのそれに近くストロークも短いのですが、キーが引っかかるようなこともなく感触も悪くありません。あたりまえですが十分にメインとして使えそうです。
PowerMacG5付属のキーボードから乗り換えると、キーの感触の違いよりもキーボード全体の傾斜のほうが気になりますね。薄いせいもあるんですが、もう少し傾斜がついていても良いように感じました。
現在のところ、このキーボードが付属しているiMac以外で使う場合はアップルのソフトウェアアップデートページから「Keyboard ソフトウェア・アップデート 1.2」をダウンロードしてインストールする必要があります。これを入れないと、アットマーク@やカッコ「」などの記号の配置がおかしくなるみたいですね。まもなく10.5「Leopard」が出ますが、そしたらそのまま使えるようになると思います。
あ、そうそう現状では上のアップデータを入れてもOS X10.4.10でしか使えません。

旧キーボードからこまかな変更はいくつかあるのですが、その最大の違いはcaps lockキーの位置でしょう。この写真(クリックで拡大)でわかるとおり、これまで最下段の左端にあったものが右端に移動しています。
これまでいつのまにかcaps lockキーが押されていた事が頻繁にあった僕にはとても嬉しい変更です。
ただ、このためoptionやcommandキー、スペースキー、かなキーなどが全体的に少し左側に移動しています。
ところで旧も新もなんでcaps lockキーってこんなに大きいんですか?
このキーをしょっちゅうON/OFFする人いるんでしょうか? そもそも頻繁に大文字小文字を切り替えないためのキーだと思うんですけど・・・。
個人的にはこの1/4くらいのちーっちゃいサイズにして、そのぶんスペースキーを広げてほしかった。
このアルミ製Apple Keyboard、僕が買ったJIS以外にUS配列の製品もあります。
アップルのページにはUSキーボードの拡大写真はあるようですが、JISは載ってないようなので何かの参考になるかもしれませんから、一応全体写真も載せておきます。
クリックで拡大します。
コンデジて適当に撮ってるため画質はよくありませんが、よーく見ればキーも確認できると思います。

古くから(最低15年以上の)のユーザーはUS配列好きの人が多いようですが、僕は断然JISです。
US配列は見た目がすっきりしてカッコいいし、スペースキーが大きいなどで使いやすい部分もあるのかもしれませんが、全角・半角切り替え(=日本語変換プログラムのON/OFF切り替え)に「英数」「かな」キーを使うことに慣れるとJISキーボードから離れることができません。
だって、「今日本語モードなのか英数モードなのか」を意識する必要がないんですよ。
「英数」や「かな」キーは、押すたびにモードが変わるトグルスイッチではないので、とにかく全角で打ちたいときは「かな」キー、半角英数のときは「英数」キーを直前に叩けばいいんです。僕は文章を考えるてる時「かな」キーをとんとん叩くのがちょっとしたクセになってます。
またリターンキーが縦長なのも重要です。
デスクトップ機をメインに、ときどきノートを使ってる人は多いと思います。僕もそうです。
しかしたまにノートを使う際、慣れていない事でキーが非常に打ちにくく感じます。
デスクトップでこのアルミ製キーボードを使っていればそれがいくらかマシになるという効能もありそうです。
もちろん使いにくかったら話になりませんが、このアルミApple Keyboard、まだ使い始めで結論は出せないとはいえメイン用として十分合格点をあげられると思います。
とにかくカッコいいのでぜひ一度使ってみてください。机の印象が結構変わると思いますよ(^_^)。
マウスとキーボードは手が長い時間ふれているものですから、価格ではなく機能やデザインで自分の気に入ったものを選びたいです。
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最高のブラジル(※結果あり) 2007.10.22 Mon

最高でした。
ハミルトン107points、アロンソ103points、ライコネン100pointsで迎えた最終戦。
1位=10点・2位=8点・3位=6点という現行ポイント方式では僕の贔屓フェラーリの逆転は正直困難だと思ってたので、実は去年まで嫌ってたアロンソをちょっと応援してました。
だってやっぱルーキーにチャンピオン獲らせちゃいかんでしょう。
しかしフタを開けてみればフェラーリの速いこと速いこと。加えて序盤でのハミルトンのミスやら一時的なトラブルがあって、レース中も1つ順位が変動するとチャンピオンの行方も変わるという本当にスリリングな展開に。
こんなレース、こんなシーズンはこれまで見たこともありません。
本当に面白いレースでした。
もちろん、最終的にライコネン=フェラーリが勝ってくれたからこそなんですけどw。
起きてて良かった。
Nikon Digital Live 2007行ってみた 2007.10.22 Mon

内容はもちろんD3とD300の説明や展示、体験会です。
これは河田一規さんがD300についてお話しされているところ。
非常にわかりやすい説明でした。

また少なくはないものの人数的にはちょうど良いくらいの密度になっていて、わずかな待ち時間でこうしてD3・D300でハープ実演を撮影したり、実機に触れて説明を聞いたりできていました。
ただし撮影データを持ち帰ることは不可。

いやー、実際さわるとやっぱいいです。
モノとしての質感、シャッター切った時の感触などはやはりニコンが断然一番ですね。
D3にも触れましたが、ミラーサイズのせいかシャッター音はD300より大きめでした。連写速度はまさに驚くべきスピード。僕には必要ありませんけどw。
また、D3のISO6400の画像がB0サイズくらいのポスターにして貼ってあったのですけれど、PCで画像データを見るよりノイズの類はさらに気にならず、十分実用になりそうだと感じました。すごいです。
ライブビュー2種も試させてもらったところ、じっくり撮るときに「三脚モード」はかなり使えそうな感じでした。

薄いガラス板を14枚重ね、その下にCCDを置いてある筒が3つ並んでます。
左側はコートが一切ない単なるガラス板、中央はカメラレンズに多用してある多層膜コート、そして右側は最近の上級ニコンレンズに採用してあるナノクリスタルコートを施してあります。
まさに一目瞭然。コート無しは表面同士の反射によって下のCCDがほとんど見えません。しかしナノクリスタルコートではガラスが1枚しかないかのようにクリアです。これは僕の写真の撮り方でたまたまそう見えるのでなく、肉眼で見るとさらに一見して違いが確認できるものでした。
こんなに違うとは。
このコート、すでに発売されているVR Micro Nikkor105mmをはじめ、D3・D300と同時に発表された新レンズすべてに採用されています。
プロの方々も絶賛のレンズコーティングですが、残念ながらコストが相当かかるようで、いまのところ高級レンズにしか使われてないのが残念。
1時間ほどで腰痛が悪化してきたためひどくなる前に会場をあとにしたのですけれど、D300に対する物欲が大きくなってしまいました。
PS.休憩のためにその直後に入った、同ビル内のパスタ店で食べたミックスピザが絶品でした。
これ食べにまた行きたいくらい(^_^)。
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今日の写真(紫の実) 2007.10.21 Sun
![]() 機材:PENTAX K10D + TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 ※クリックすると少し大きな画像が表示されます 庭を散策してみつけた紫色の小さな実。 緑一色の場所に美しく映えてました。 →「今日の写真」を全部見る ![]()
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D300の高感度サンプル出てきた 2007.10.20 Sat

出てきた順にリンクしときます。
・サンプルページその1
・サンプルページその2
・サンプルページその3
中でも感度別比較としてわかりやすいのが一番下の「その3」。
上の写真もそこから借りてきたもので、これはISO1600で撮られた画像の等倍トリミングですね。
D300は標準でISO3200まで(拡張で6400まで)となってますが、ほとんどのデジタル一眼がそうであるように最高感度は非常用的な画質だろうと最初から思っているため、1段下のISO1600のサンプルを見たいと思ってました。実際ISO1600まで実用的に使えればとりあえずは必要十分と思ってますし。
ただ、旧機種であるD200はかなり高感度は弱いと言わざるを得なかったため、懐疑的にとらえてた部分も少なくありませんw。
ですがこれらサンプル画像を見るかぎり思ったより良さそうです。
もちろん圧倒的な超高感度画質をほこるD3とは比べるべくもありませんが、それでも上記リンクページ(その3)にあるD200のサンプルと比較すればその差は歴然です。
正直なところを言わせてもらえば、1000万画素でよかったからさらなる高画質に振って欲しかったところですが、高感度時の輝度ノイズはあるものの、いわゆる「偽色」カラーノイズが非常に少なく、また感度を上げたときの彩度の低下や解像度低下も最小限に抑えられてる感じがして好印象でした。
とここまで書いて、BCNにD300の割と詳細なレビューが書かれているのを見つけました。
撮影サンプルは1枚もありませんが、機能面や使い勝手の面でなかなか興味深いことが書いてあります。
知れば知るほど欲しくなってしまうカメラですな(+_+)。

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DSでサスペンス 2007.10.19 Fri

Amazonで3千円台前半と気軽な価格でした。
このゲーム、西村京太郎作というだけでなくそのサブタイトルからしてそんな感じではあるんですが、実際の内容も本当にテレビのサスペンスドラマのような雰囲気に仕立てられてます。その中の登場人物の1人(探偵のタマゴ)になって事件を解決に導こうというものです。
タイトルのとおり、京都、熱海、絶海の孤島(?)の3カ所で事件が起こるようです。
僕は現在「京都」編が終わったところです。
この最初のストーリーは、旧知の女性を探偵としてのパートナーに引き込むという意味があるとはいえ、事件としては1つの独立したもののようですけど、名探偵だった父親の死という謎が最初から提示されていて、京都・熱海・孤島という3カ所はどうやら単純に3つの事件というわけではなさそうな雰囲気です。
果たしてこれからどうなっていくのか楽しみです。
操作はタッチペンだけでも、またボタンだけでも可能。いい感じに進められます。
ストーリーの分岐などはほとんどないみたいですけれど、西村京太郎の推理小説に自分も参加しながら読んでいくような楽しさがあります。
適度な場面の区切りで「京太郎くん」が出てきてセーブと休憩を促してくれますし、ゲームを再開したときに「これまでのあらすじ」を読むことも可能。
またアドベンチャーゲームといえば「調べる」コマンド。もちろんこのDSサスペンスにもあるのですが、昔のゲームのように画面の端から端までこと細かに調べる必要はない親切な設計で、全体にテンポよく進めていけるようになってます。
さらに、本編の大きなストーリー以外に5分ほどで解けるミニ推理ゲームのようなものが数多く用意されていて、それはスタートメニューからはもちろん本編からでもいつでも遊ぶことができ、息抜きやちょっとした時間で遊びたいときなんかにいいですね。
価格は安いですが、良いソフトです。
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オリンパスの旗艦機 2007.10.18 Thu

「2」がどこにいったのかわかりませんけど、今でもファンの多いE-1の後継機です。
お得意のフォーサーズ素子(1000万画素)とゴミ取り機能はもちろん、公式ページで「世界最速」をうたう11点ツインクロスAFセンサー、マグネシウム外装の防塵防滴ボディ、耐久性15万回のシャッターなど、上級機らしい仕様になってます。
ボディ内手ぶれ補正は最大5段というすごい仕様です。
特に注目したいのはファインダーと背面液晶。
これまでフォーサーズの不満点だったファインダー倍率が格段に上がっただけでなく100%の視野を確保している事は、この価格帯の一眼としてとても立派です。
そして背面液晶は、2軸で自由に稼働するバリアングルでライブビューが可能になってるようで、フォーサーズの被写界深度の深さ(わずかな違いかもしれませんけど)と相まって、マクロ撮影メインの人にはすごく重宝されそうなカメラになってるんじゃないでしょうか。
写真では小さくみえる液晶サイズも2.5インチあるようです。
撮像素子のデカさばかりが取り沙汰され、便利な新機能が出るたびに「こんなものいらない」という意見が聞かれたりして、フィルムカメラ時代のへんにストイックな呪縛さえ感じるこの頃ですが、個人的にはこのブログで何度か書いたようにデジタルでしかできないことこそ注目に値すると思ってます。
フォーサーズはレンズ選択肢の少なさ(今回E-3と同時に何本か発表されました)を含めたシステムとしての弱さはまだあると思いますが、E-410やE-510で見せた画質の向上など、これから期待できる規格じゃないでしょうか。
オリンパス、パナソニックには独自の道を進んでほしいですね。
ただし、キヤノン・ニコンよりトータルで高価になるようでは残念ながら失敗しそうです。
今回のE-3のような上級機や高級レンズをもってブランドイメージを上げる事やマニアを満足させることも大切ですけど、売れてるカメラやレンズはもっと低価格な製品ですよね。何より手頃なレンズラインナップの拡充をすすめてほしいなぁと僕は思ってます。独自機能によってサブシステムとしての需要もありそうですからね。
オリンパスE-3の発売は11月23日で予想価格は20万円前後(ボディ)。
ニコンのD3にD300、キヤノン1Ds Mark III、ソニーα700、パナソニックL10など、来月はかつてないほどの新型一眼レフ発売ラッシュになりそうです。
新型デジタル一眼レフ一覧をチェックしてみると欲しいものばかり。。

Leopardは10/26発売 2007.10.17 Wed

これまでも何度か書いてきたように、新しいFinderやらデスクトップ、TimeMachine、Spacesなど、今回のMacOS Xはかなり大きく変化しているようでとても期待大です。
見た目や操作のうえでFinderがiTunesのそれに近づいたような印象ですね。
OSが新しくなってもユーザー自身のやる事はとくに変わらないですし、むしろ他社ソフトや周辺機器のドライバとの相性など問題が出てこないとも限らないわけですが、毎日触れるインターフェイスが大きく変化することになりますから、アプリケーションのアップグレード以上にワクワクします。
ちなみにWindowsにあるUltimate、Premium、Basicといったバージョン分け(というか機能制限グレード分け)はMacOS Xにはありません。
1グレードだけ。言い換えればUltimateだけみたいなものです。
さらにこのパッケージ版のディスクにはXcodeという統合開発環境も入っていて、(会社の形態が違うとはいえ)これで14,800円はやっぱりお得でしょう。
非常に楽しみなこのLeopard、Apple Store
もちろん僕も予約しましたよ。
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今日の写真(秋の空) 2007.10.17 Wed
![]() 機材:PENTAX K10D + DA18-55mmF3.5-5.6AL ※クリックすると少し大きな画像が表示されます まだ熱が下がりきっていないうえに、今回の風邪は胃腸にきて異様に腹の調子がおかしいためここ3日間ろくに何も食べてない事もあってなんだかフラフラしてますが、症状はマシになってきてます。 仕事で出たついでに写真撮ってきました。 夕方、見事なウロコ雲が出てたんです。 タイミングの関係で一番良かったときには撮れなかったのが残念でしたが、刻々と変わる雲の表情はまるでさざ波のたってる水面のようでした。 画質劣化とかPhotoshopの指先ツールとか使ってるわけじゃありません、念のためw。 ![]() 機材:PENTAX K10D + DA18-55mmF3.5-5.6AL いや、つまらん写真並べてすみません。 空を撮るって僕には難しいです。雲だけ見て下さいw。 ![]() 機材:PENTAX K10D + DA FISHEYE 10-17mm 朝夕ずいぶん涼しくなってきたことですし、いよいよ僕の大好きな秋がきたと感じられる季節がやってきたようです。 早く風邪治して美味しいもの食べたいです。 →「今日の写真」を全部見る ![]()
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K10D vs 最新一眼 2007.10.15 Mon

・40D・D200・K10D比較
・α700・K10D比較
発売からもうすぐ1年、僕が購入してからも7ヶ月になるK10D。
でもこうして見るとキヤノンの40Dと比べてもそう遜色ない写りをしてると思います。
全体にグリーンかぶりが見られるのとシャープネスのかかりかたが弱いため、クリア感に欠けるように見えますけど、Photoshopでトーンカーブで色調とコントラストをわずかにいじってアンシャープマスクをかけると40Dとほぼ同等と言える画像になりました。
高感度になるとこうはいかないと思いますが、少なくとも低感度域ではかなりがんばってます。
一方、まだ発売されていないソニーα700との比較はISO800です。
正直、高感度のノイズ耐性はそれほど良いほうではないK10D、この比較でも黒いビンの部分などたしかに暗部ノイズは少々目立つものの、個人的には嫌な感じのノイズではありませんし、見方によってはベッタリとしたα700より階調性に優れている感じさえすると思います。
Canon EOSやSONY αほどの洗練度はないかもしれませんが、そのぶん特徴ある機能や写りのPENTAX K10D。実際に使ってきてとても良い製品だと感じてます。どちらかといえば男っぽいカメラですね。ある意味、キヤノンとは対極にあるかもしれません。
K10Dは万人にすすめられるわけではないかもしれないけど、独自の魅力をそなえた「面白い」カメラであることに間違いないでしょう。カメラは値段だけじゃないとつくづく感じます。
今年はHOYAとの合併という、カメラメーカーとしてはどちらかといえばネガティブな話が先行したペンタックスですけど、がんばってほしいです。
関係ありませんが今日は珍しく風邪をひいてしまい、頭はぼーっ、身体は節々が痛い、胃腸はまったく動いてないかのような膨満感の三重苦で苦しいです(+_+)。
もし上の文章がどこかおかしかったらそのせいです。読み流して下さい。

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今日の写真(白木峰のコスモス) 2007.10.14 Sun
![]() 機材:PENTAX K10D + DA18-55mmF3.5-5.6AL ※クリックすると少し大きな画像が表示されます このあたりではコスモスで有名な諫早白木峰高原へ行ってみました。 コスモスはほぼ満開。どちらかといえばわずかにピークを越えてるのかもしれません。 ![]() 機材:PENTAX K10D + DA50-200mmF4-5.6ED 夕方のほんの短い時間しか行けなかったので全部手持ちで急いで撮ってます。 きちんと三脚たてて写真撮ってるかたも何人か見かけました。 もちろん一番多いのは家族とカップル。 僕は1人でした。写真に没頭するならそれがいいかもしれないですが、個人的には友達や家族と一緒にわいわいしゃべりながらが楽しいですね。 ![]() 機材:PENTAX K10D + DA50-200mmF4-5.6ED(トリミングあり) 遠くに見えてるのはいろいろ問題になった有明海の干拓地です。 ![]() 機材:PENTAX K10D + DA FISHEYE 10-17mm 有明海の後ろは雲仙普賢岳。 これは魚眼なのでもう少し花に近づきたかったんですけど、そうすると奥の花も景色も入らず空だけになっちゃいます。 コスモスは意外に背が高く、花のアップとともに広がりのある背景というのは少々困難なんですよね。脚立でも持っていけば何とかなりそうですけれど人の多い通路でそんなの立てたくありませんし。 今回は30分もいなかったんですが、持ってったレンズをひととおり使おうと取っ替え引っ替え忙しかったですw。 →「今日の写真」を全部見る ![]()
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iPhoto'08 & Lightroom問題解決 2007.10.13 Sat

いろいろ試してみたものの、どうしてもiPhoto'08のデータ「パッケージ」の中をLightroomから参照する事ができません。
これまでLightroomに登録していた写真の再登録・再現像(!)が必要になってしまうのか・・・・いや、そうなるくらいならiPhotoを古いバージョンに戻すほうがマシというわけで、iLife'06を入れ直す事にしました。
ところが、インストール時間だけはいっちょまえにかかるくせにアプリケーションはちっとも入れ替わっていません。新ソフトを旧ソフトで上書きする事はできないようです。
そこで'08アプリケーションを削除しました。アンインストーラなどないので手動です。
しかし他のiアプリケーションは何とかいけるものの、インストーラが設定ファイルなどをチェックしているのか、肝心のiPhotoだけなぜか入れられません。
何度もこんな事をやってるうちにファイルがぐちゃぐちゃになりそうな恐れを感じてしまったので、とりあえず'08を再びインストールし、昨夜の状態に戻しました。
そしてもう一度じっくり調べてみると、06から変わっていないと思っていたパッケージ内のフォルダ名が違っていることに気づいてしまいました。
具体的には、picture→iPhoto→Originalsの下のフォルダです。
ここに「2006」、「2007」など年別のフォルダがあるのですがここまでは同じ。さらにその下にあった、以前は「ロール***」という名ついていたフォルダが、'08では「yyyy/mm/dd」(年/月/日)という名前に変更されていたんです。
あぁ、なんでこれに最初に気づかなかったんだろう(+_+)。

ここを右クリックする事で表示されるコンテクストメニューの中に、元ファイルを指定するコマンドがありました。
試してみると、ファイル選択のダイアログではiPhotoデータのパッケージの中を見ることができなかったのですが、一旦パッケージ内の全ファイルを別フォルダに移し、(カラになったパッケージは削除したあと)フォルダを「iPhoto」という名に変更して行うとちゃんとファイルを指定できました。上のマークも消えます。
この直後にiPhoto08を起動して「iPhoto」フォルダをパッケージ化させてみたところ、それでもLightroomはきちんと読んでくれる事が判明。
そうです、データの「パッケージ」化が原因じゃなかったんですよ・・・(+_+)。
ファイル指定できることはわかりましたが、リンクが切れてしまっているファイルは1000枚以上(調べてみると一部のファイルはなぜかLightroomフォルダにあり、当然これは大丈夫でした)あり、とても1つずつファイル指定するなどできません。
もう少し見てみると、ライブラリモードの左のメニューのところに「フォルダ」という項目があるのですが、ここに赤い文字で表示されている項目が並んでいるのに気づきました。
「ロール***」でした。赤い文字はリンク切れをあらわしているようです。
ここで右クリックすると「見つからないフォルダを指定」というコマンドがあります。
それが今日のブログ最初に載せた画面キャプチャです。
これでもかなりの数のフォルダを指定しなければいけませんでしたが、ファイル1つずつよりずっとマシですもんね。
iLife'06に戻そうと作業を始めてから4時間以上もかかって、ようやく復旧することができました。
もちろん、RAW現像履歴も以前のまま残っています。
いやはや、疲れました。
PS.
さらにその後、iPhoto'08で各イベントにタイトルを付けると、写真ファイルの入ってる「yyyy/mm/dd」のフォルダ名がそのイベント名にかわることが発覚。
ある程度イベント名を付けたところでこの事に気づいたので、「もしかしてまたLightroomで再指定かあ~?!」と恐怖したのですが、Lightroomを起動して確認してみると自動で変わってました。
ほっ・・。

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iLife '08(とくにiPhoto) 2007.10.12 Fri

発表当時「何をおいても買う」とか書いたくせに今頃になったのは、できたらiMacを買いたいなと思ってたから。入ってますからね、iLife'08。
でもどうやらすぐにiMac購入とはならないようなのでiLifeだけでも最新版を購入することにしたわけです(残念ながら)。
僕が使う頻度の高いのは断然iPhoto。ずいぶん差があってiMovie、iDVDでしょうか。
GarageBandもモトローラ携帯の着メロ作りやカホンの録音などに使ったものの、普段音をいじる事なんてありませんし(^_^;)。
'08になってもっとも変わったのがiMovieです。
これはもう別のソフトになったと言っていいですね。
上のキャプチャでわかるとおり、画面は大きく3つのブロックに分かれてます。
右上は再生画面、左上は「プロジェクトライブラリ」という、まぁこれまでで言うタイムライン、そして下枠は「イベントライブラリ」という名の動画ライブラリ。
デフォルトではiPhotoに登録されている動画ファイルがすべてこのライブラリに登録されます。
このイベントライブラリ、1コマ1コマのように見えるのは動画を数秒ごとの瞬間を切り取ったもので、つまりこのコマが多く繋がっているものは長い動画ファイル、少ないものは短い動画ということですね。
特筆すべきは、このサムネイルの上でマウスカーソルを左右に移動(ドラッグではなくマウスボタンは押さない状態)させると、その移動速度に合わせて右上に再生されることです。この動きはとてもスムーズ。
このとき好きな場所でクリックすると現れる枠を左右にドラッグして長さを決めたら、それを画面左上のプロジェクトライブラリにドラッグしていくことで動画を編集します。
面白いインターフェイスになっていると同時に、何となく敷居の高い動画編集を取っつきやすくすることに挑戦しているものだと思います。
ただし良いことばかりではなく、タイムラインに沿ったフレームや音量のレベルを目で確かめながら調整するといった事はできなくなりました。iMovie'06にあったエフェクト等も大幅に削られています。
iPhoneやiPod touch、まもなく登場するMacOS X「Leopard」などに見られる最近のアップルのインターフェイスに合わせながら、よし入門向けになった感じでしょうか。
また、一旦起動してしまえば快適なんですが、僕の環境では起動に少々時間がかかります。
iLifeは新しいバージョンをインストールすると古いバージョンは削除されるのですが、今回iMovieだけは'06を残すようになってるのもうなづける仕様です。

これまでと同じくロールごとに表示させるモードもありますけれど、今回の目玉は「イベント」という単位でしょう。
このキャプチャを見ると正方形の写真がたくさん並んでますが、単純な写真一覧ではありません。
これは日ごとに分けられた(もちろん後から分割・統合は可能)「イベント」のサムネイルです。
つまり初期設定の状態では、この1つが1日ぶんのフォルダみたいなもので、中のデータの見本画像を貼り付けてあると考えるといいでしょう。この「見本」は、その中にある写真ならどれにでも変更できます。
そしてiMovieのところで説明したのと同じく、この上でマウスカーソルを左右に移動させると、このサムネイルが次々に中の写真に変わって表示されます(もちろんカーソルをその上からはずせば元のサムネイルに戻る)。
写真の数が増えると、これまでのように写真一覧をスクロールさせるだけでもたいへんですので、なかなか優れたインターフェイスと感じました。
しかし、ここでひとつ問題が。
僕は撮影したデジカメ写真はすべてiPhotoに入れます。
そしてざっと選別して使えそうな写真だけPhotoshop Lightroomに登録~現像・調整しているんですがHDD内でデータの重複は避けたいので、このとき「複製」ではなく「参照」するようなセッティングにしています。
これまではそれで問題なかったのですが、'08になってiPhotoのデータフォルダが「パッケージ」化されたことが問題です。
パッケージというのは、「フォルダ」をあたかも1つのファイルのように見せるもので、複雑なファイル構造を隠したり、不用意に中身を改変したりさせないための仕組みなのですが、そのせいで、Lightroomから元データの「参照」ができなくなってしまったんです。
ピクチャフォルダの中に「iPhoto」というパッケージがあり、その中の「Originals」フォルダに元ファイルが保存されているのですが、パッケージiPhotoの名称を変更したうえで、そのエイリアスを作って「iPhoto」という名前をつけてみてもダメ、「iPhoto」という新規フォルダを作り、中にOriginalsフォルダのエイリアスを置いてもダメでした。
Lightroomにはすでにそこそこの数の写真を登録しています。
これらを登録しなおすだけでも大変ですが、何よりこのソフトの大きな強みであるRAW現像の履歴はそのまま残したい。
ですが、このままではそれができそうにありません。
'06に戻さなきゃいけないのかなぁ。
戻せるんだろうか。。
→続き「iPhoto'08 & Lightroom問題解決」を読む

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Wiiリモコンジャケット届く 2007.10.11 Thu

先端部分はかなり立体的な造形で、メーカー発表写真ほどアフロっぽさはありませんw。
内部にはいくつものキールのような構造になっていてショックを吸収してくれそうではありますが、それでもやっぱり投げたら液晶テレビなんて簡単に割れるでしょうw。
ケガを防ぐための意味が大きいのでしょうね。

後ろに写っている市販のシリコンカバーと比べると先端にかなりボリュームがある事がわかると思います。
表面には滑り止めのための突起が握り部分全体に施してあって、市販のものより明らかに手から飛んでいきにくそうです。
ボタンまわりは市販のものと違い大きく開いているので、着脱が断然ラクです。電池交換のときはどちらも外す必要がありますから、これは○ポイントです。
逆に汚れ防止の目的には弱いでしょう。
僕が買って使ってるシリコンカバーよりお金かかってそうです。
今回の無料配布についてもいろいろ言われてますけど、やっぱり僕は任天堂の良心だと思いますね。
追記:
最初に「アフロっぽさはありません」と書いといてあれですが、装着状態で裏から見るとまさしくアフロなかつらのようでした。すみません。。
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- ゲーム
- Wii(ウィー)総合
今日の写真(ベネチアその2) 2007.10.11 Thu
![]() 機材:Nikon F4s(レンズ失念) 前回の「その1」から少し間が開いてしまいましたが、同じくベネチア(ベニス・ヴェネチア・Venetia)です。 これはサンマルコ広場でのスナップ。 後ろはサンマルコ寺院のはずなのですが、このときは工事中で木板で覆われてました(+_+)。 ![]() 機材:同上 これはたしかリアルト橋のうえから撮ったものだったと思います。 こうした広い運河のまわりには比較的広い「陸地の道」もあります。 ![]() 機材:同上 ![]() 機材:同上 このときの旅行は宿泊費に少しお金をかけました。 僕の海外旅行は必ず個人旅行のため安宿に泊まることが多かったのですが、イタリアだけはどうしてもアメリカ式のホテルには泊まりたくなくて、ローマのハスラー、フィレンツェのヴィラ・メディチと共にベネチアの宿泊に選んだのが、ここホテル ダニエリです。 古い豪商の邸宅を改造したものと聞いています。これぞヨーロッパ式ホテルといえる非常に美しい内装のホテルでした。 その後、葉月里緒菜が篠山紀信撮影によるヌード写真集「RIONA」を出した際、その写真の多くがこのホテルを借り切って撮られたものでした。もちろん買いました。 →「今日の写真」を全部見る
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タッチ the iPod touch 2007.10.10 Wed

残念ながら僕のではなく知人のE氏所有のtouchです。
初めて手に持った感想は「薄い」。
僕は5世代のiPod(大)30GBを使ってて、これも当時としてはかなり薄いと感じてたんですが、touchはもうそれより全然薄い。
重量はiPod同様結構ずっしり感じます。
操作のほうですが、思っていたよりずっとレスポンスがいいですね。
それはiPodとしての音楽機能だけでなく、SafariによるWebブラウズや写真一覧など、どれもなかなに快適。特にWiFiを利用したブラウジングはいつかのDSブラウザの比ではありません。実にスムーズ。
こうした可搬デジタル機器って「機能はあるけど遅い」という印象がどうしてもあるんですが、このiPod touchにはあてはまらないようです。
そして肝心のインターフェイス。
やはりこれは素晴らしい。
iTunesでお馴染みのジャケットをめくるようにスクロールさせるタイトルロールもいいし、曲一覧を縦にスクロールさせる機能などは指が離れたあとも慣性でするるーーっと滑る感じがとても気持ちいいです。
Webブラウジングや写真を見る際、2本の指を画面につけ、その間隔を広げたり狭めたりすると「拡大・縮小」になるのも、実際やってみると非常に面白い。
正直かなり欲しくなりました。
が、、、他にいろいろお金の出て行く予定が控えてるため5万円はきついっす(+_+)。
あれこれ懸賞に応募してみるとしましょう・・。
でもネット懸賞は10年くらい前にリッツクラッカー保存缶が当たった(というかハズレた)だけなんですよね。クジ運悪いですから。はぁ。
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iPhone値下げで1億円 2007.10.09 Tue

AppleはそれまでにiPhoneを購入した人全員に100ドル分の商品券を渡すことにしているそうなんですが(発表直前に買った人には200ドルまるまるキャッシュバック)、そんなのおかまいなし。デジタル機器の値下げや値下がりなんて珍しくもないし、当然のことでしょうに。
「パソコン買ったら翌週に新型が出た。経済的精神的被害を被ったので1億円払え」と言ってるようなもの。
毎度毎度、アメリカのバカ訴訟には笑えてきます。
上のリンク先にも書かれてますが、コーヒーを「自分で」こぼして火傷を負ったのはマクドナルドのコーヒーが熱すぎるからだと主張して3億円、濡れたネコを電子レンジで乾かそうとして死なせたのはレンジに「猫は乾かさないでください」と書いてなかったからだと主張してこれまたしかり。
不条理なまでに自分の権利「だけ」を主張して他の意見は一切聞き入れず、どう考えてもそれほどの被害は被ってないはずの莫大な金額を要求する。
しかもそれが通ってしまうからもうやめられまへんのでしょうな。
やけにかかる裁判費用に見合った金額を取れないことが多く、特に対企業では圧倒的な資金力にまさる会社側が勝訴する確立がはるかに高いため個人は泣き寝入りせざるを得ない日本の民事訴訟というか司法制度も褒められたものじゃありませんが、アホらしい事にインネンつけて何でもかんでも訴訟に持ち込むアメリカのシステム(とそういう人たちの心持ち)って絶対おかしいです。

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今日の写真(紅色ドット) 2007.10.08 Mon
![]() 機材:PENTAX K10D + DA18-55mmF3.5-5.6AL ※クリックすると少し大きな画像が表示されます 今回も中古のキットレンズDA18-55mmを付けて庭を散策。 小さな小さな赤い花が並んだ枝をのばした植物。 ![]() 機材:同上 ボケを期待するようなレンズではありませんが、これはあえて後ろの枝の方向がわかるようにしたつもりです。でもやっぱりちょっと煩雑に見えるかな(^_^;)。 一昨日のブログで、このレンズを「MFがやりにくい」と書いたばかりですが、今回そうは感じませんでした。 目が疲れてただけかもしれません(+_+)。 明るいレンズじゃありませんけど、軽いし寄れるので、普段用として悪くないレンズという気がしてます。安い&軽いので気楽ですしね。 →「今日の写真」を全部見る ![]()
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iMacが売上げ1位ですと 2007.10.07 Sun

こんな事、ちょうど10年前の初代iMac以来じゃないでしょうか。
また、メーカー別でも一時期シェア10%を越えたそうで、この日本市場ではノートPCと比べて少数のデスクトップ機という枠内とはいえ、快挙かもしれませんw。
機種別で1位をとったのは、iMacの一番安いタイプ。
実際この機種ってコストパフォーマンスがすごくいいですもんね。
HDDが250GBと小さめ(上位機種でも320GBなんですが)ではあるものの、2GHzのCore2Duo+いわゆるフル装備で159,800円。
ボディやキーボードは他社とは比較にならないくらい質感が高いうえにデザインもスマート。
しかもMacOS XだけでなくWindowsだって動くんですから、iPod
いいなぁ。どこかから間違ってうちに送られてこないかなぁ・・・w。
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ところでもう10月。Macといえば新OSである「MacOS X10.5 "Leopard"」が出るはずなんですが、まったく具体的な情報が入ってきませんね。
でもここにきて、「26日発売か」という情報が出てきました。
今回のチェンジはかなり大規模なものになりそうですし、Time MachineやDockのStacksなど、使いたい機能があるので楽しみにしてます。
これの入ったiMac、猛烈に欲しいです。

今日の写真(庭のコスモス) 2007.10.06 Sat
![]() 機材:PENTAX K10D + DA18-55mmF3.5-5.6AL ※クリックすると少し大きな画像が表示されます 庭にコスモスが咲いてました。 でもほんの数本。コスモスっていう花の良さは多くの場合「群生の美」だと思ってますが、それにはまったく数が足りません。背景のピンク色は色が抜けてきた百日草です。 そこで今回はLightroomでトーンカーブや補助光効果等を過剰にいじって「加工」してみました。 先日買った中古のDA 18-55mmF3.5-5.6ALレンズを使ってます。 このレンズでひとつ気づいたのは、MFが難しいこと。 何というかちょっとピントの山がつかみにくいかも。 まだごく限られた場面でしか試していませんし、レンズの暗さも関係するんでしょうけど、以前友達から借りたこれより暗いシグマのレンズ(望遠ズームなので一概には比較できませんが)でのMFを思い出して頭の中で比べてみてもそういう感じがします。 また結構寄れるので便利に使えそうですけど、さすがに開放ではちょっと甘い感じですね(もしかしたら前後ブレなのかもしれませんが)。 今回の近接撮影では被写体のせいもあるでしょうけど弱いソフトフォーカスがかかったような描写になる事があると感じました。 でもこれは逆にうまく使えたら面白いかも。 →「今日の写真」を全部見る ![]()
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テルミン 2007.10.05 Fri

今回の付録は「テルミンmini」。
そう、20世紀の初めに発明されアインシュタインなど著名人の注目をあびながらもメジャーになれなかった世界初の電子楽器です。
10年ちょっと前に同名の映画が公開されてから一部で静かなブームが起こってるようで、実は僕もその頃から一度ふれて(ふれないで演奏するんですが)みたいと思ってました。
同じように考えてる人は結構いるのか、この号の大人の科学は品薄になってて、Amazonではいつまでたっても注文受け付けが始まらないし、「在庫あり」になってたはずの楽天ブックスでは「注文集中のため納期は12月頃になる予定です」旨のメールが届きました。
そんなに待ってられないので近所の本屋に電話してみると、ほとんどのところは売り切れてたんですが、ニンテンドーWiiのときも世話になった愛野マツハヤにありました。超品薄だったDS Liteの時もそうでしたし、ほんとこの店は僕と相性がいいようですw。

でも作るのはいたって簡単。2mmと2.6mmのネジを数本ずつ締めるためのドライバーさえあれば10~15分程度で組み上がります。もちろんハンダ付けなどは不要。接着剤も使いません。
別途必要なのは単三電池4本だけです。
完成したテルミンminiは全高10cm程度のとっても小さいものです。

もっとも前者は説明書をよく読みながらやれば誰にでもできる作業です。
チューニングはこの2つのボリューム(音量調整ではありません)のうち左側をほんのわずかずつ回して行うんですが、最初やったときは非常に音が小さい。まさに蚊の鳴くような音でした。
基本的に右のボリュームは回さないようにとは書いてあったんですが、あまりに小さい音なので「こんなはずじゃないだろう」と何かよくわからないながらも右ボリュームもいじってみました。
結果、この写真に書いた矢印のように右ボリュームを半時計方向ほぼいっぱいまで回したあと左ボリュームでチューニングをすると格段に大きな音が出るようになりました。
もしかしたら逆方向に回すほうがいい場合もあるかもしれません。いずれにしても右ボリュームもいじる事で音量を上げることができるようですから、音が小さいと感じられたかたはぜひお試し下さい。
さて演奏のほうですが、いやいやとっても難しいですね。
手がアンテナから20cm程度の位置(これもチューニング次第なのですが)から音が出はじめ、そこから手を近づけるに従って高音になっていきます。当然無段階です。
本物よりずっと小型なこともあり、1mm以下のほんのわずかな手の移動でも音程はかなり変化しますし、左手を置く場所とかまわりの環境によっても上下するようですから、アンテナから何センチのところでCの音、なんて基準は一切作れません。つまり、実際に出た音を聴きながら手を近づけたり離したりして演奏することになります。
これがなかなかにたいへんで、「さいたさいた」のチューリップなど非常に簡単な曲でも実際にこれで演奏しようとすると、ひどく音痴になったりしますw。へたすると自分以外には何の曲だか理解不能な事もありそうです。
ま、この付録は楽器というよりテルミンの基本的な仕組みを再現した一種のおもちゃと言えると思いますから、この音痴加減も楽しさでしょうねw。
音質は内蔵スピーカーで聞くかぎり、高音部は以前テレビなどで聴いた本物テルミンのどこかもの悲しい音に近いものを感じますが、低音はさすがにちょっと厳しいですね。
無段階に変化する感じも含めて、どこかで聴いた音なんですよ、これ。でも思い出せません。
本物のテルミンのように左手で音量調整はできませんが(音量は、電源スイッチを兼ねた左側の黒いレバーによって大と小の2段階。演奏中は変更不可)、「テルミンとはどんなものなんだろう」と思ってた僕のような者にはわずか2300円で買える一種の体験版としてとても面白い製品でした。

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