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Home > 2007年12月26日

LensBaby買った  2007.12.26 Wed

lbaby1225a.jpg以前から興味のあったLensBaby(レンズベビー)を購入しました。

3年ほど前から一部で話題になっていた一眼レフ用レンズです。
構造は2枚のレンズの間を蛇腹でつないだだけのという超シンプルな、いわゆるトイレンズで、各種マウント用が用意されています。
最初はもっともベーシックなLensBabyオリジナルだけだったのが、明るさF2.0になってレンズにコーティングも施された「2.0」が出て、さらにこれに蛇腹を固定する仕組みがついた「3G」が加わり現在3モデルが販売されています(輸入元はKenko)。

LensBaby3Gは少々見た目が大仰ですし価格も高い。安っぽさとその効果もオリジナルモデルが一番それっぽいと思うのですが、F値が1段明るいのは魅力で「LensBaby2.0」にしました。
どれも焦点距離は50mmほどだそうです。APS-Cのデジタル一眼だと75mm前後。ちょっと長めですね。


lbaby1225b.jpgNikon D300に付けるとこんな感じ。
当然のように貧相です(笑)。

ニコンではD200やD300ならこのレンズでも絞り優先オートが使えます。D50やD80では露出計が作動しませんが、デジカメですから適当に撮って出来を見てから露出を調整すれば問題ありません。
ピント合わせに時間がかかるので、そもそも速写性はまったくありませんからね(笑)。
なお、ペンタックスK10DやK100D、キヤノンEOSデジタル等なら、どれも絞り優先が使えるようです。


lbaby1225c.jpgピント合わせは蛇腹を手で縮めたり伸ばしたりして調整します。当たり前ですがAFなど使えません。もちろん細かいピントがどうこうなんて言っちゃいけません。

そしてこの写真みたいに上下左右に傾けることでこのレンズの本領を発揮します。
そう、これは一種のアオリレンズなんですね。
ただ斜めの面全体にピントを合わせるための本来のアオリとは逆の使い方をするのがLensBabyの本筋でしょう。


lbaby1225d.jpg機構としての絞りはついていませんが、このドーナツ状の板を付けることで絞り値を調整する事が可能です。
4枚の板が付属しており、穴の小さいほうからF8、F5.6、F4、F2.8。もちろん何もつけなければF2.0です。
LensBaby2.0ではマグネットで付くようになっており、このとおり付属の棒で簡単に脱着できます。


こういうトイレンズですから、通常のレンズのような評価はまったく無意味です(笑)。
解像度がどうとか各種収差がどうとか言うレンズではありません。ゆえにスペックマニアな方には向きません。
でも楽しめそうです。面白そうなんです。
撮った写真は明日にでもアップしますね。

→続き「今日の写真(LensBaby初撮り)」を見てみる


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