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善き人のためのソナタ  2010.03.11 Thu

yokihitoa308.jpgひかりTVで観たドイツ映画『善き人のためのソナタ』。

弾圧や密告、そして静粛が「国家保全」の名のもとに行われていた、壁崩壊前の東ドイツ。
国家保安省の厳格な局員であるヴィースラー大尉は、反体制の疑いのある劇作家の盗聴を行う。
しかしそこから聞こえてきた会話や音楽は少しずつヴィースラーの価値観をかえ、人間としての良心に目覚めていく・・・。


この映画はヴィースラーという秘密警察局員だけでなく、弾圧と表現の狭間に苦しむ劇作家、自らの身か恋人かの選択を迫られる女優、国家によって仕事をなくされ絶望を感じる演出家など、発言や思想の自由がない体制下で苦悩の中生きていくさまざまな立場の人間を描いた作品です。
感情を出さない人間の心の葛藤と移ろいを見事に表現している主役の演技もすばらしいです。

楽しい映画というわけではありませんが、心に残るとてもいい映画だと思いました。
皆さんも機会があればぜひ。
大丈夫、暗すぎる映画ではありません。


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