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Home > 2010年05月12日

NEX5。小さいが。  2010.05.12 Wed

nex5a512.jpgSONYが「NEX-5」、「NEX-3」を発表してますね。

世界最小のレンズ交換式デジタルカメラということで、本当に小型です。
特に上位機種NEX-5のほうは、レンズマウントがボディからはみ出すという、ある意味いかにもSONYらしい新しさ。
これまでのSONY一眼レフが旧コニカミノルタの技術陣主導で作られていたと思われるのに対し、これは100%SONY的に見えます。

NEX-5を上位機種と書きましたが、両機の性能・機能にそれほど大きな差があるわけではなく、フルHD(1,920×1,080ピクセル)のAVCHDに対応したNEX5と、1,280×720ピクセルのMPEG-4記録にとどまるNEX-3という程度の違い。
むしろデザインの差別化のほうを重視しているように感じられ、「男性向け」「女性向け」といった印象が強いです。

「世界最小」であるにもかかわらず、素子サイズはAPS-Cであることが一番の注目点だと思います。
フォーサーズよりずっと小型薄型のボディに、より大きな素子を載せているわけですから。

これを実現したのは、ミラーレスなのは当然のこと、「Eマウント」と名付けられた新レンズマウントの異様に短いフランジバック設計によるものです。
なので、もちろんレンズは専用となりすべて新設計。

ただ個人的にはここがちょっと不安な部分でもあります。
カメラ発売時に用意されるのは16mm F2.8、18-55mm F3.5-5.6 OSSの2本、秋には18-200mm F3.5-6.3 OSSを発売するそうですが、よほどこのEマウントのカメラが売れないとラインナップの充実は難しそうな気がします。SONYですから当然1社だけの規格ですしね。
レンズマウントを新たにつくるということをSONYが簡単に考えているような・・。

まあ、このNEXを「小さなデジタル一眼」ではなく「レンズ交換もできるコンパクトデジカメ」と考えれば、それでもいいのかな。
もっともNEXは価格をかなり頑張ってるようなので、うまくいけば化けるかもしれませんが。


今回の発表を見た直後は、APS-Cだし可動式液晶(この薄さで!)付きということもあり、「なかなかいいじゃん!」と思ったのですが、冷静になって見れば、小型と言ってもレンズは十分デカイわけだし、よーく見ればデザインだってそれほど斬新というわけでもなく、僕が買うカメラではないかもしれないなというのが正直なところ。

いっそのこと使い勝手などは一切無視し、超小型の円盤形カメラなんか作って、「レンズだけで撮ってるの??」みたいに見えるんだったら、デザインだけで面白くて購買意欲わくのにw。
そうだ、液晶+レリーズは取り外せて「片手にレンズ・もう片手に画面」で撮る。もちろん手ブレは強力な補正で何とかする。新マウントにするなら三脚座は全部レンズのほうにつける。
こんなヘンテコなカメラなら、60mmと120mm程度のマクロに、スナップ用の20mmくらいの小型のレンズ買って、用途限定で使うのもいいかなw。

→続き「そういう事か、Eマウント」を読む


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