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今日の写真(ヒナをどうすればよかったのか)  2015.09.20 Sun


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機材:OLYMPUS Stylus 1
※クリックすると少し大きな画像が表示されます

これは昨日の夕景ですが、すみません表題とは無関係です。

昨日、ある場所から車で出て信号で止まっていると、隣に乗っていた娘が「道路に何かいる」と言いました。
鳥のヒナだと確認したので、すぐに車から出ました。信号が青になれば確実に轢かれてしまう場所にいたからです。
おそらくたった今、どこからかここに落ちてきたのでしょう。

ちょうど両手ですくえるくらいのヒナが何の鳥だったのかはわかりません。フワフワした羽毛でボールのように丸い身体に目立つクチバシは、大きく開いて上を向き、エサをねだっているようでした。

一度は未熟な羽をバタつかせて僕の手から道路に落ちてしまったので、もう一度急いで抱き上げました。
一瞬自宅に連れて帰ろうかという考えも頭をよぎったものの、野鳥を飼ってはいけないと聞いたことがありますし、第一僕は鳥を育てた経験がありません。
他に考えが浮かばず、向かいにあった病院の植え込みに移動させて車に戻りました。

そうこうしているうちに信号は青に変わっていましたが、対向車のドライバーも後ろにいたバスも、クラクションを鳴らしたりせずじっと待っていてくれたのは嬉しかったです。


f918400b.jpg
機材:同上

ですが後になって、これしかできなかったのかと思います。
植え込みに移動させられたところで、おそらくほんのちょっとだけ命が延びただけでしょう。
再び道路に這い出てしまうかもしれない。もしかしたら野良猫に襲われるかもしれない。そうでなくとも食べ物も親鳥の暖かさもないままでは成長できないのは間違いありません。

街中ですから、探せば近くに巣が見つかったかもしれません。
このときそんな時間はありませんでしたし、巣があっても戻す事ができるかどうかはわからないと自分を正当化させようとしているのですが、それでもしばらくしてからでも戻るべきだったのか。あるいは育て方はともかく、とにかく連れ帰るべきだったか、などと今になって考えます。

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