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カホン購入  2006.07.31 Mon

cajon1.jpgここで書いていたカホン(カホーン)を買いました。ただの箱みたいな打楽器です。
ネットであれこれ調べてみたんですが、やはり実物に触れたことがないので、どうも素材はバーチ(ドラムのシェルにも時々使われている木材です)が良さそうだという事以外何もわかりませんw。

購入したのはARCO(アルコ)という宮城のお店。カホンは構造が単純なためか、工房的に作って販売している店がいくつもあるようで、このARCOもその中のひとつかと思われます。

どうしてこの店を選んだかといえば、見つけたカホン工房の中ではモデルの種類も多く、またもっとも納期が早い(作って在庫として持っている)そうだったからです。買うと決めたらともかく早く欲しかったというのが一番大きい理由ですw。
またこの店のHPではサンプル音が聴けるようになっていて、モデルを選びやすかったということもあります。もっとも、ドラムなどの打楽器は生音とマイクを通した(そして多少のエフェクトを加えて整理した)音には大きな違いがある事は重々承知していましたから、あくまで参考とした程度で、結局は「いちばん売れてるモデル」を買うことにしました。もちろん手頃な価格も重要な選択基準だったことは言うまでもありませんw。

cajon2.jpgそうして選んだのがSW50というモデルです。
作りはすごく良い木工製品という域には遠いですが(当たり前ですけど)、悪くはないです。接合部や面取りなど、2万円弱のハンドメイド楽器としては丁寧に作られているほうかと思います。当然、上に座っても(これが演奏姿勢です)立ってもびくともしません。お相撲さんでもない限り大丈夫でしょう。

さてその音ですが、実際に叩いてみてやはりネット上で見たり聞いたりした音とは全然違うと感じました。あんな「まさにドラム」のような音とはかけ離れているというのが最初の感想です。
打面の裏には響き線(ギターの弦でしょう)がV字型に4本張られているので、たしかにスネアのそれのようなバズ音はするものの「木箱を叩いている」ことに疑いを持つような音ではありません。

ですが不思議なものです。響き線の張り具合を変えてみたり、上部のビス2本を緩めて打面両端を多少浮かせるようにした事もあるものの、ちょっと練習して(最初と比べれば)わずかながらも叩き方がわかってくるとそれなりの音がするように感じてきました。
耳が慣れたのかもしれませんけどw、上手い人が叩けばきっともっといい音になるんだろうと思ってます。
また、メロディを奏でる他の楽器と合わせると本当にそれらしく聞こえます。自宅内アコースティックセッション程度なら十分ドラムの役を果たせそうですね。

このカホンという楽器、ドラムと比べれば音量は圧倒的に小さいです。
これなら多くの自宅やマンションでも昼間なら十分楽しめるでしょう。もちろんウチなどの田舎じゃまったく問題なしです。ストリートミュージシャンはこの程度の音量で足りてるのかなと思うくらいです。
夜もできない事はありませんが、遠慮して叩くと音に「木箱」感が強く感じられ、、、、、要するにショボい音wに聞こえてしまうので、少なくとも最初はなるべく強めに叩くほうがよさそうです。もちろん抑揚をつけるのは良いんですけどね。
ただ、ある程度以上強く叩き続けると、慣れないせいもあって手が痛くなります。初日は下手すれば両手の指が腫れそうなくらいジンジン痛みました。腫れませんでしたが。


・・と、なんだか期待はずれとも取られそうな感想を書いてしまいましたがw、そんなことはありません。これを叩いて(下手なりに)リズムを刻むのは楽しいです。家でのちょっとした楽しみと暇つぶしのために購入したカホン、良き遊び道具となってくれそうな予感がしてます。
何が基本なのか、どういう奏法があるのか、どこをどう叩くのがベーシックなのか等、なーんにも知りません。もし良い教材のようなものがあったら教えてくださいな。

これでカホンの基本的な構造だけは理解できたので、そのうち自作にもチャレンジしてみたいと思ってます。

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Comments

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D.D : URL

#- 2006.08.02 Wed 00:30

Bonzoデモをアップ希望です!(笑)

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