BoogieBoard~これはいい! 2010.11.29 Mon

たぶん米国製で、だいぶ前の発表時に「ほしい」と思い、日本ではキングジムが扱うことになったと聞いてたのですが忘れてました(^_^;)。黒は味気ないと思ったので僕のはキングジム輸入のものではありませんけど、製品は同じモノです。
これはデジタルメモです。
メモと言ってもテキストエディタなどではなく、落書き板。
「書いて消す」だけの超シンプル機能で、もっとも近いものは、子供用玩具の「せんせい
そう、磁石のペンで書いて、本体のスライドレバーで消すあれです。
Boogie Boardはレバーのかわりにボタン(上部中央の丸い絵が描かれた部分)が付いていて、これを押すと一瞬の明滅後、書いたものすべてが消えます(部分消去は不可)。
PCなどとの連携もできず、電池交換もできない(メーカー発表では約50000回の書き換えが可能らしい。1日10回の書き換えで13年持つそうなのでしばらくは持つでしょう)、単体完結・単機能ガジェットです。
それだけならiPadやiPhoneでもいいじゃん、と思われがちですけど、いやそれが全然違うんですよ。
単機能なのですぐ書けるのはもちろんのこと、特筆すべきはその書き味。
なめらかですがボールペンのようなヌルヌル感は無く、カリカリするような引っかかりも無い。好みはあるでしょうけど、おそらく大多数の人が気持ち良いと感じるだろう書き心地です。音であらわすとまさに「サラサラ」。
また力の入れ具合で太くも細くも描け、その具合が実に素晴らしい。ごく軽いタッチから反応し、本当にスムーズに書けます。
紙にペンで書くよりむしろ気持ちいいくらいで、意味もなく何か書きたくなります。
反応の良さのため、指などが当たって薄い汚れのように描かれることもありますが、保存などしないメモですから無問題。
ちなみに感圧式のようで、市販のスタイラスなど、付属のペン以外でも大丈夫そうです。
電源スイッチなどはなく、書いた字や絵は消去ボタンを押さないかぎりずっと消えません。

黒い描画部分は、縦18.3cm、横12.5cmくらい。対角線では約22cmほどですから、画面サイズ的に表示すると8.7インチ程度ということになります。
比較のためにMacのキーボードの上に置いてみました。
男の手なら片手で両側を十分持てるサイズですね。
「せんせい」よりはずっと小さいですけど、かなり細い線もOKですから、書き込める情報量はこちらがはるかに上です。
ただ個人的にはもうひとまわり大きなサイズのもあるといいなとは思います。

とても薄く、また非常に軽いのも大きな長所です。
なお描画部分は黒で、そこにグレーで描けるのですが、使用場所の光源によってはグリーンがかって見えたりもします。
仕組みは知りませんが、おそらくちょっと特殊な液晶(当然バックライト無し)と思われ、明るい場所でもよく見えます。
※この写真は何も書いてない状態です。斜めから見えにくいという事はまったくありません。
使い道は一時的な「メモ」や「らくがき」が最適でしょう。
家族内のメッセージボードにもいいですね。
価格も「せんせい」に1000円ほど上乗せした程度。
デジタル製品なのに、いい意味でなんだかやけにアナログな感覚をおぼえるこのBoogie Board、らくがき好きな人に限らず超オススメですよ。
うちではチビたちも触れて30秒で欲しがったので、そのうち追加購入の予定。
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Comments
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- Nami-hey : URL
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#uszzu23E Edit 2010.11.29 Mon 15:00
いいなー。次から次へと。
bonzoサンちの子供に産まれたかったw
昨日うちの子、旦那のノートPCを踏んでモニタ動作不安定にさせたばかりやけん…欲しいけど買っても踏んだら壊れちゃうかなー。モニタって頑丈そう?頑丈そうなら「せんせい」代わりに買おうかなー♪ - BONZO : URL
-
#- 2010.11.29 Mon 23:57
そうすぐ壊れそうな感じはしないけど、ちびっこの攻撃にはおそらく耐えられないんじゃないでしょうかw。
あと数年待ったほうがいいでしょう。
いや、でもこれ大人でも楽しいですよ。とくにNamiちゃんみたいに絵が描ける人には。