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カホン自作2  2006.08.23 Wed

makecajon21.jpg昨日に引き続きカホンの自作です。
木ネジでとめる箇所の下穴はこんな感じであけました。
具体的には3.8mmの木ネジを入れるために、まず3mmの穴を開け、次に浅い部分(表側の板)だけ3.5mmに広げたあと、皿加工をしました。
あとからパテ埋めしてなるべく平面になるようネジの頭をこの左のネジのように埋めるためですが、いやはやうまくいく箇所ばかりではありません。何カ所かは出っぱったりネジが斜めに入ったりしてしまいましたが、もうヨシとします。だって暑いし腰が痛いんですもん(+_+)。

makecajon22.jpgさて今日の最大の難関は、側板と天板・底板を付ける作業です。こればかりはクリップクランプは使えません。
そこで、少しでもきちんとした「箱」に近づけたいので、作業台にこんなのを作りました。角材の残りをクギで打っただけですが、幅はほぼきっちり箱の幅に合わせてます。
クギが途中までしか入ってないのは、作業後に抜きやすいようにするためですw。

makecajon23.jpgその台の上でこんなふうにして片手で押さえながら下穴を開けていこうというわけです。
1枚1枚の板を固定できるわけではないですし、何より作業台にしてる古い集成材の板そのものが波打つように歪んでますから気休め程度かもしれませんが、素人にはその気休めこそが大切なのですw。

makecajon24.jpgというわけで、どうにかこうにか四角になりました。もちろん全てのコーナーがピッタリと合っているわけでは全然ありませんが、僕的にはこれでも結構上出来かもしれませんw。

makecajon25.jpg黒檀の支柱を立てたあと(使えてよかった)、響き線を張ります。
まだ裏面を付けていないので簡単でした。ギター用のペグ回しが使えないのでちょっと時間はかかりましたがw。
ちなみに弦はヤマハのフォークギター用の4弦を4本使いました。

makecajon26.jpg四角い筒+支柱のできあがりです。
ちょっと歪んでるような気がしなくもないですが、まぁ、いいでしょうw。

makecajon27.jpg背面は4mmのシナベニア。穴の直径は約10cmです。
標準的な大きさは12cm程度のようなのですが、打面にはまず4mm厚のツキ板ベニヤを試そうと思っているので、低音を補う意味で少し小さめにしました。買ったカホンと同じ仕様っていうのはつまらないですしね。
鉛筆で下書きした線に沿ってドリルでたっくさん穴を開け、カッターで切り取ったあとサンドペーパーなどを使って整形してます。キレイな正円ではありませんが、気にしません。
ドリルを使う際、裏側のプライ(ベニヤの表面の層)が割れやすいので、できれば裏側の表層だけカッターで切れ目を入れておくとうまくいきます。僕は一部失敗しましたが、まぁたいした事ではありません。

makecajon28.jpgカホンっぽくなってきました。
黒檀の支柱が映えます。打面貼ったら見えませんけど。

背面の固定は、接着剤と少なめの木ネジ(横3本、縦4本)です。
腰が非常に危険な状態なので今日はここまで。夕立も降ってきました。
以後の作業は、面取り→ペーパーがけ→塗装→打面貼りですね。


makecajon29.jpg実は失敗もありました。
これは天板なのですが、ほら、ビスの位置が左右でずれてるでしょう。
側面からのネジと天板からのネジが干渉しないように、縦方向のネジと横方向のネジは1cmずらして入れるようにしていたんですが、側板に下穴をあけてから補強材を付けるときに片方だけ上下を間違っちゃったんですね。だからこんなふうになってしまいました(+_+)。
不透明塗装にするからいいんですけど、ちょっと後悔。


→つづき「カホン自作3」を読む
→さらにつづき「カホン自作4」を読む
→もっとつづき「カホン自作5/冥王星」を読む
→もっともっとつづき「カホン自作6/キスデジX実写画像」を読む
→またまたつづき「カホン自作7/PB発火」を読む
→さらにさらに「カホン自作8(完成)」を読む
→とにかくつづき「自作カホンの音」を読む


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# 2006.08.23 Wed 08:47

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