カホン自作3 2006.08.25 Fri

今日はまず面取り。正面(打面側)から見たときの四隅にカンナをかけてだいたいの形にしたあと、80番だったか120番だったかのサンドペーパーで成形していきます。ついでに板組みで発生していた多少の段差もちょっと小さくしました。でも製品みたく完全にツライチにはなりませんw。
カンナは友人からの借り物。初めて使ったんですが、面取りだったせいか気持ちよく削れるもんですね。

ほんとはもっと派手な木目のあるバール材が良かったんですが入手できませんでした。

とりあえずどちらも穴あけと皿加工はやっときます。
実は穴あけは2枚を重ねテープでとめてやりました。手間省きたいですのでw。このくらいの厚さならドリルが少々斜めに入っても小さい誤差で済むだろうって考えもありました。

どうしてこれ付けてから本体と一緒に面取りしなかったと言うと、カンナかけるときにベニヤの層が剥離しそうだからです。
角を丸めるのはサンドペーパーのみ。4mm程度の厚みなら楽々です。四角い箱はなんだかちょいと平行四辺形になっちゃってるみたいで打面の板とキチンと合いませんw。これも適当に削って修正します。今日は全身粉だらけ(+_+)。防塵マスク必須です。
もちろん打面も周囲は面取りします。この写真ではまだ終わってませんが、演奏で手を当てる上部だけは他の3辺より少し大きめのアールを付けました。

ヘラで塗るようにするときれいに埋まってくれるかと思っていたんですが、木工パテってボソボソして全然そんなふうにはできない。乾きかけの紙粘土っていうか泥っていうか、そんな感じ。表面はあっというまに乾燥するくせに、説明書きには「2mmの厚みで塗ったらペーパーがけは10時間後に」とか書いてあります。
もうキレイに塗るのはあきらめて山盛りにしてペーパーがけに期待することにしました。最後のほうではようやく少しコツがわかりかけてきましたがもう遅い。これがダメならエポキシパテに切り替えましょう。何にしろまた次回ですね。
ちなみに今打面を叩いてみると、響き線の音などまったくせずボンボンッという安っぽい木箱の音ですw。弦をまだベロベロ状態にしてるからかもしれませんが、ちゃんと張っても打面に接触しないような気もしてきました。
もっとも、製品でも弦をテープで打面の裏に貼り付けてるものも少なくないようですから(ARCOはそんな事ありませんでしたが)、まぁ、それはそれって事にします。
しかし弦のことを差し引いても「ボンボンッ」の音の感じは、なんだか打面が厚すぎる感じもしてます。塗装でかなり変わるはずですが、今回は手間を省くためにラッカースプレー(近所のホームセンターでダントツに安かったやつです)塗装する予定なのであまり期待できないかも。
3mmのほうがいいのかなぁ。薄くて硬く密度の高い板が良いのかもしれません。
と言っても硬い木材をツキイタではないベニアの1プライとして使ってるなんて話は聞いたことない。あるのかもしれないけどきっと高価だろうし、入手も困難でしょう。ソリッドな1枚板では強度が心配。
では樹脂は?
いや、響き線と当たる面が硬いとジャラジャラうるさそうな気がするから、2mmくらいのベニヤの表面だけにグラスファイバーのコーティングするとかどうなんだろう。
ところで腰痛はまたも悪化。ちょっと油断すると一歩も歩けない状態になりそうな予感。今は大事に大事にゆっくりゆっくり、すべての動作を自分に言い聞かせるようにしながら動いてますが、ほんとにこれどうにかならんかな・・・(+_+)。
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