ペンタックスK-r導入 2012.01.28 Sat

昨年末生産が終了した機種で、Amazonでレンズキットが非常に安く出ていました。
ボディ色とグリップの色を組み合わせて選べるK-rでしたが、最初にコレと思った「シルバー+ブラウン」は売り切れてしまい一旦はあきらめたのですが、この黒+ベージュ(ペールオレンジ)がさらに安価になったので買ってみました。
ペンタックスは以前K10Dを所有しており、ボディを手放してからも50-200mmのズーム(これはいまいちですけど)、フィッシュアイズーム(写真)と、タムロンの90mmマクロは残していました。
前回の記事の最後の写真が、実はこのK-r+魚眼ズームで撮ったものです。
ほんとに安いデジタル一眼レフです。しかしかなり機能豊富、また、K10Dでは「パコーン」と大きい音がしていたシャッター音も改善、さらにAFも早く正確になっているように感じます。
まだあんまり撮ってないので言い切ることはできないが、写りも下手すれば4年前から使ってる僕のメイン機D300より良いかもしれません。
操作系は入門機らしくメニューからたどっていく必要があるものも少なくないとはいえ、機能そのものは中級機にもせまると思います。
さて本当言うとこのカメラ、あるオプションも買って半ば星撮り専用にしようと考えてます。
そのオプションは「アストロレーサー」O-GPS1という製品。
ペンタックスの一眼レフはボディ内手ぶれ補正を持っていて、それは撮像素子を上下左右、さらに回転方向にも動かすことで手ブレを軽減する機構になっています。
その撮像素子の動作を、星(というか地球)の日周運動に合わせて動かすことで、長時間露光しても星を点に写そうという、画期的な製品がO-GPS1です。
GPSも内蔵しており、カメラ(とO-GPS1)を少し回転させてキャリブレートするだけで、その場所の緯度経度とカメラが向いている方向に合う素子移動をしてくれるそうです。
さすがにちゃんとした赤道儀ほどの性能はないようですが、赤道儀の重さやセッティングの手間を考えると、手軽に星を止めて撮影できる利便性はとても大きいですね。
もちろん撮影した画像のExifデータには、iPhoneカメラのそれのようにGPSによる位置情報も記録されるとのこと。
こんな素晴らしいアイデアと、安価ながらも出来のいいカメラ。
ニコンやキャノンにくらべればずっと小規模なカメラメーカーですけど、ペンタックスというメーカーはやっぱり魅力ある製品作りをしてるなと思います。
いろいろたいへんなんだろうけど、頑張ってほしいなぁ。
天の川がきれいに出る夏までにO-GPS1を手に入れて、ぜひ撮ってみたいと思っています。
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