私的D800レビュー(操作性等) 2012.07.23 Mon

はい、すっかり忘れておりました。。
遅きに失した感はありますが(^_^;)、操作性などについていくつか書きたいと思います。
D300と比べて便利になったと感じた点ですね。

ライブビューなら画面にグラフィカルに、通常の撮影ではファインダー内右側と下側に水平を示す目盛が表示されます。
この水準器の呼び出しを、僕はFnボタンに割り当てました。
右手薬指で簡単に押せる位置です。
そのすぐ上にももうひとつボタンがあり、これも自由に機能割り当てができるのですが、僕は現在デフォルトの絞り込みボタンとしています。

僕の知るかぎりニコンのデジタル一眼レフはすべてここにあるのですが、D300世代とは少し違っていて、以前は「MF・AF-S・AF-C」の3段だったこのレバーが、D800では「MF・AF」だけの機能切り替えになっています。
通常ほとんどAF-S(静止物用AF)で撮影する事が多い僕の場合、たまにMFやAF-C(動体用AF)に切り替える際、レバーをどちらに動かせばいいのか覚えておらず、いちいちレバーの表示を見ていました。
それがD800ではもっと単純に2択になったので手探りでもOKに。
そしてよく見るとレバー中央にボタンが追加されています。
AF-SとAF-Cの切り替えは、このボタンを押しながらメインダイヤル(右手親指で操作するダイヤル)を回すことで行います。
このフォーカス関連の切り替え方式の変更は、個人的に非常に使いやすくなった点のひとつです。
友人のD7000でもD800と同様になっていましたので、最近は全てこうなっているのでしょう。
また、同ボタンを押しながらサブダイヤル(右手人差し指のダイヤル)を回すと、AFポイントの数や3DトラッキングなどAFエリアモードの変更が可能です。

操作そのものはD300と同じなのですが、「S」「CH」といった表記が、ダイヤル上面(D300)から側面(D800)に変更されています。
目線あたりまで高くした三脚にD300を載せた状態で連写モードを変更しようとすると、上面の表記が見えないため、一時的に三脚を傾けたりする必要があったのですが、D800ではそうせずとも表記が見えるようになりました。
小さな点ですが、嬉しい改善点です。
また、このダイヤル上面にあるISO感度ボタン。
これもD300にもあった物で、ボタンを押しながらメインダイヤルを回すことでISO感度変更ができましたが、D800ではそれに加えて「押しながらサブダイヤル(右手人差し指で操作するダイヤル)を回すと、ISO固定とISOオートの切り替え」が可能になりました。
これまでメニューから切り替えていただけに、操作性は大幅にアップしています。
さらにファインダーに、Nikonヒトケタ機でお馴染みのアイピースシャッター(固定撮影時などにファインダーから光が入らないようにするもの)が付いたのも嬉しいところ。

他にもあるんですが、これくらいにしときます(^_^;)。
最後に、D800と一緒に買ったメモリカードがこれです。SanDiskのExtreme Pro(90MB/s)の 32GB CFカード。
D800は画素数が多いだけにファイルサイズもかなり大きくなるのが(当たり前とはいえ)玉に瑕。
画像にもよりますが、大きいものではRAW1枚で50MBを越えることもあります。
あまり連写するような撮り方ではありませんけど、さすがにこれまでの8GBや4GBでは辛そうだったので、32GBにしました。書き込み時間短縮のため、結構早いCFカードです。
これをD800に入れて「RAWのみ」の設定にすると、撮影枚数の表示はちょうど「400」と出ます。
実際には確実にこれより多く撮れるはずですから、僕の場合旅行でもしないかぎりは不足する事はほとんどなさそうです。
念のための予備が欲しいのはたしかですけど、1枚1万5千円〜2万円ほどもするので、そうそう何枚も買えません(^_^;)。
とりあえず現在は、以前から持っていた同容量の遅いカードを念のための予備としてカメラバッグに入れてます。
CFとSDのダブルスロットですから、予備は安いSDカードでもいいかもしれないです。
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