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TENBAメッセンジャーと大三元  2013.04.12 Fri

cbagd411a.jpgなんとなく体調が優れないBONZOです(+_+)。

さて、久しぶりにカメラバッグの話。
数年前にクランプラーのバッグを買ったと書きました。

ですが、実はあれからしばらくしてTENBA(テンバ)のメッセンジャーバッグを購入し、以後3年近くほとんどこればかり使っています。
こうした機材とくにバッグの説明写真は撮るのが億劫でずいぶん遅くなってしまいましたが、今回はこのバッグを紹介してみます。


cbagd411b.jpgL、S、ミニと3サイズあるうちの、これは中間のSサイズ。

中はこうなっています。
クッションはボックス状になっており、取り外しが可能。このクッションボックスは、なぜかLサイズバッグと共通です(ミニは実物見た事ないので知りません)。
もちろんボックス(または仕切り板だけ)を外して、ノートPCと日用品を入れたりして使うこともできます。



cbagd411c.jpgD800と、いわゆる大三元レンズ(14-24mm F2.8、24-70mm F2.8、70-200mm F2.8)を入れたところ。
これら大きなレンズを入れると、余裕はないものの、フード逆付けでちゃんと収まります。
とはいえ、もうほんのちょっとだけインナーボックスが大きいといいなぁとは思いますね。

この状態でノートPCを入れるのはまず無理ですが、iPad miniなら大丈夫。それに加え、僕はロープロのフィルタケースも突っ込んでいる事が多いです。あと、汗っかきになってしまった僕は薄手のフェイスタオルもw。



cbagd411x.jpg入れ方を図にするとこんな感じになってます(バッグ正面から見た断面図。サイズ比は正確じゃありません)。
仕切り上部は、折り曲げ自由なフラップになっていて、片方の仕切りはこれを伸ばし、もう1つは曲げて入れることで、機材同士の干渉を防ぐことができます。

先述のとおりクッションボックスは共通なので、LとSサイズバッグでは赤い矢印で示した部分のスペースが異なるわけです。
この脇部分のスペースはSでもそこそこの余裕があり、予備バッテリー、ケーブルレリース、そして1.7xテレコンくらいなら入ります。
実はLサイズも持っていて、(クッション性を無視すれば)ここに細めのレンズ1本収まるのですが、これ以上機材が増えれば別のバッグを選ぶべきかもしれません。
大きなバッグは邪魔ですから、この機材量なら僕はSのほうがサイズ的に使いやすいと感じてます。ちなみに単純に容量を比べると、バッグの厚みが違うためLサイズでもクランプラーの7ミリオンダラーには及びません。

余談になりますが、ときどき「レンズを下向きに入れるのはダメ?」とか「仕切りのためにバッグの中でレンズが浮いてるのが不安」などという声を耳にしますが、いやカメラはそんな程度で壊れたりしませんって。
というか、だったらどういう方向に入れるんだ、そもそも使う時はどうすんだって話しです。まーったく問題ないですからw。



cbagd411e.jpg背面はメッシュ地です。ちなみに底面はゴム質の生地になっています。

このカメラバッグは、使った事のある他のバッグと比べて非常に「しっかり感」があります。この点はクランプラーより確実に上。
もともとハリのある生地がポケットなどによってより厚みを増しているだけでなく、何と言えばいいのか、中で機材が動かない感じがあるんです。もちろんクッションの厚みや素材も関係しているでしょう。
中身を入れないバッグ単体の状態でも、フニャフニャした感じがなく、しっかりと形を保っています。

実際にやってしまった事ですが、草原の斜面にバッグを置いたところ、2、3メートルほど転がっていった事があります。
そんな時も不安感はないんですよね。もちろん中身は無事でした。
そのぶん人によっては「かっちりしすぎてる」と感じるかもしれません。ショルダーバッグとして、ある意味ドンケ(DOMKE)と対極にある印象ですね。
使い込んだドンケのくしゃっとした感じはとても良いのですが、撮影時にことさら機材を大事に扱うほうではない僕には(もちろん無駄に雑に扱ったりはしません)、この安心感はとても重要です。


cbagd411d.jpgまた、ショルダーストラップも大きな美点。
その幅と厚み、素材や形状によって、肩への負担が非常に少ない。パッド部が縫い付けてあるので移動してしまわない事も重要です。

この写真は裏面です。何の素材かわかりませんが、本当に滑りません。
その形状と相まって片方の肩にかけても滑り落ちる心配はほとんど感じないし、ななめ掛け(たすき掛け)も快適です。
実に素晴らしいストラップで、もし他のバッグ(カメラバッグに限らず重いバッグ)に替えたとしても、ストラップはこれを使いたいくらいです。正直クランプラーのそれとはまったく比較になりません。



cbagd411f.jpgバッグの大きなフタを開けると、このようにポケットがたくさん付いていて、メモリカードやペン、名刺などを入れるのに困りません。



cbagd411g.jpgポケットはフタにも付いています。
また、バッグの両側面には縫い付けのストラップが2本ずつあって、ベルトかけのある小さなポーチ等をここに取り付けできるようになってます。

カメラバッグとしては比較的薄型のフォルムながら、必要十分の容量があり、何よりその安心感と使用時の疲労の少なさ、数多いポケットなど、実際に使ってみると機能的にかなり優れていることがわかります。
そうそう、バッグ上部に取っ手が付いてることも大切。バッグを持ち上げるとき、これがあると無いのでは全然違いますので、僕がバッグを選ぶときの条件のひとつになってます。
このTENBAの取っ手は中に丸い芯が入れてあって、これまたしっかり感があるだけでなく持ちやすい。

色もたくさんありますし、外観デザインさえ嫌いでなければ、かなりおすすめできるカメラバッグと言えると思います。
なお現在TENBAには、もうひとつまったく違うタイプのショルダーもありますので、もし購入検討される時はご注意くださいね。


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Comments

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photowindthought : URL

#xpgnGi0U Edit  2013.04.12 Fri 21:10

クラッシック調でなかなか良いデザインですねー。
私は現在、機能性を重視してロープロFS400(リュック)を
使用していますが、やっぱりショルダータイプもほしいなぁー。。。
70-200がすっぽり収まるスペースはかなりの魅力です。

BONZO : URL

#- 2013.04.13 Sat 18:48

photowindthoughtさん いつもありがとうございます。

ロープロも人気のあるカメラバッグメーカーですね。
歩きながら結構レンズ交換も行うので、バッグかけたまま機材の出し入れをやるために、僕の場合どうしてもショルダーになってしまうのですが、リュックはたくさん入るうえ疲れも断然少ないのは羨ましいです。

カメラバッグはなかなか難しいです。
好みや、その日の用途に合わせて使い分ける必要がありますよね。
このテンバは、僕の使い方の中では最大公約数的バッグと言えると思います。

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