モニタをキャリブレートしてみた 2013.05.21 Tue

以前からやりたいとは思っていたものの、とりあえずプリント色との違いは自分の許容範囲内でしたし、バランスも悪くないと思ってましたので、Mac OS X標準の「ディスプレイ」コントロールパネルによる色合わせで済ませてました。
しかしiMac導入にあたり、デルU3011とツインディスプレイにしてみると、その調整を行ってもiMacは全体に青く、U3011は赤く感じられ、その差が大きくてやたら気になってしまったので、この機会にハードウェアキャリブレータを導入。
プロフェッショナルレベルの高価なものまでは必要ないでしょうから(そもそも違いさえ知らないですがw)、3万円以下の製品の中から、評判の良かったX-Rite社のi1 Display Proを選びました。
上の写真は、i1 Display Proを画面にセットし、専用アプリケーションi1 Profilerを起動したところ。測定中ではありません。
まだ何の知識もないので、とりあえず「簡易」モードにて、iMacディスプレイとU3011それぞれで自動測定。モニタの測定後、i1 Display Proをディスプレイからはずして環境光も測定します。
このモードだと何度か「次へ」ボタンを押すだけで、自動でプロファイルを作成〜適用してくれます。
この作業によってU3011の赤みは抑えられ、iMacは逆に少し色温度が低くなりました。
まったく同じではありませんが、かなり近づいています。
ただ、うちの環境ではU3011で白がほんのわずかにピンクがかって見えるようになってしまいました。同ディスプレイはRGBそれぞれの調整ができないので、今のところそのまま使ってます。
もしかしたらi1 Display Proの「詳細」モードで細かな調整ができるかもしれないので、要勉強ですね。
今回の測定で、U3011のパネル内個所による輝度差も結構あることがわかりました。写真や印刷などの色合わせを前提としたディスプレイではないので仕方ないところでしょうか。
いつかこのデルが壊れたら、サイズを妥協してでもカラーマネジメントに対応したディスプレイにしようかな。
とはいえ一応の基準と考えて良い色を得られたことで満足しています。
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