同窓会 2013.09.16 Mon

ほぼ10年ごとに行われている学年全体の同窓会です。
もう半世紀近く生きてきた中で、たった3年間だけ一緒だった人たち。
このときだけしか会うことのない人、いや卒業以来今回初めて顔をあわせた人もいたと思います。
でも不思議なものですね、あの頃知り合った友人というものは。
姿かたちは変わりました。高校生のころはたいして違わなかった生活や環境も、今では皆それぞれまったく別の人生を送っています。
でもこうして会うと、時間や仕事、環境の違いを飛び越え、30年一日のごとく昔と同じように話せるのです。
何の利害もからまないのはもちろん、同学年だからたいして気を使うこともありません。
若いころの友人知人は貴重だなと思い知らされます。
今回全体の3割程度、約120名の参加となりました。
多くの人と話をすることができましたが、じっくり話し込むことはできませんでした。もっともっと時間が欲しかったです。
多感でヤンチャ、今考えればたいして何も考えずにすんだ10代後半の日々を、そのとき一緒に過ごした人たちと再び顔を合わせることで、このわずかな時間だけでも現実のように思い出し、現在の荷物の重さを忘れられる。
同窓会は一種の現実逃避なのかもしれません。
同窓会が嫌いだという人は、そんな後ろ向きの姿勢が苦手なのかもしれません。
でも僕にはとても楽しく、嬉しく、貴重な時間でした。
10年後などとは言わず、またみんなに会いたいな。
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# 2013.09.22 Sun 08:56
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