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ベリンガーB210D(+V-Drums)  2015.03.16 Mon

pwspf314b.jpg昨年末に買った電子ドラム、目的どおりの手まぜグッズとして、部屋でおおいに活躍しています。
腕のほうにたいした進歩がないのは残念ですけれど、バンドで叩くわけでもないので問題ありません(笑)。

もちろんずっとヘッドホンを付けて叩いていたわけですが、耳元だけでない音を出したくなり、しばらくスピーカーアンプ購入を考えていました。

当然最初はローランド純正を検討。
しかしながらたいして広くもない自室、ただでさえ(コンパクトとはいえ)場所をとってる電子ドラムに加えて大きなアンプは置きたくありません。
PM-10はこの点で脱落。PM-03もスピーカーが小さすぎるだろうと除外し、社外品を探しました。

そして空きスペースにちょうど収まりそうな、PAによく使われているような縦型の物に決定。それが表題の「BEHRINGER(ベリンガー)B210D」です。
サイズや出力の割りに非常にお安い。昔じゃ考えられないですね。
本当は値段もほぼ違わない12インチウーハーのモデルにしたかったけど、スペースに入る限界がこの10インチでした。

というわけで、多少なりと音を出せそうなときはこのパワードスピーカーの電源を入れて叩いてます。
自室用ですから、言うまでもなく音量は十分です。
音質としては、正直に書くと「もう少し良いと思ってた」というところでしょうか。

ウーハーサイズのせいもあるでしょうが、やはりバスドラが硬い。
それから、これはヘッドホンで聴いているときも感じていたので電子ドラムTD-1KVの特性かもしれないものの、相対的にハイハットの音量が小さめに感じます。
ひどく不自然なわけでありませんが、このハイハットとスネア、タム、シンバルの音量差というか耳に感じる音圧がややチグハグな印象があります。ハイハットとスネア音量がやや小さめ、タム大きめ。生ドラムを叩いた場合と比較しての話ですけど。

そのせいか、最初は自分が叩いている音というより、どこか「他の人が叩いてる音をスピーカーで聴いてる」ような印象がありました。
まぁしかし、生ドラムはもちろんヘッドホンの音と比べるのはお門違いってものかもしれませんね。
中音域というのでしょうか、人の声域を重視したスピーカーという印象がありますが、そもそも生ドラムの非常に広い音域をカバーするのはこんなスピーカー1個では困難なのでしょう。

それにだんだんと耳が慣れてきました。
今回は不満点だけ書きましたけど、僕のような手まぜ遊びとしてはもちろんのこと、練習としても十分なものかと思います。


ところで電子ドラムを買ってから知ったのですが、TD-1KVという機種はドラムの音調整に関して、15種類のプリセットを選ぶ事しかできません。音質調整、各パーツの音量調整、セットの組合せ変更など一切不可能。
それでも音質は満足できるものですから「手まぜ」には十分とは言えるのですが、パーツごとの音量調整くらい付いていれば今回の不満も半分以下になるのですけどね。

もっとも、それだけのために上位機種に買い替えるなんて事までは考えずに済むだけの満足感は得られています。これに慣れた状態で、高いやつも試してみたくはありますけどね、興味として。

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