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iPad ProとApple Pencil購入したが  2015.12.11 Fri

少し前の話になりますが、ipadprofc08a.jpgiPad Proを買いました。

本体から1週間ほど遅れてApple Pencilも届きました。



ipadprofc08b.jpgサイズ比較。
こういう写真から想像するより、実物はデカいと感じます。

厚さは6.9mmと非常に薄く、重量も700gちょっとと決して重いわけではないのですが、片手で持ったまま長時間操作するのは、そう簡単ではありません。
もちろんできなくはないのですけど、このサイズゆえ支点と力点が遠く、今にも落としそうな不安定さを感じるのです。
これまでのiPadの使い方をそのまま行うのはあまり現実的とは言えず、両手持ちで使うか、デスクの上に置いての使用が基本となるでしょう。(iRingを3つ4つ貼れば使えるかな?)

Pencilの存在だけでなく、この意味でも単なる「大きいiPad」ではなく、新たな端末と言えると思います。



ipadprofc08c.jpgApple Pencilの反応は実に素晴らしい。
ペン先の種類や使用アプリにもよるでしょうけど、純正メモアプリや、Adobe Photoshop Sketch、同Illustrator Drawなどで試したかぎり、みじみのある相当大きな水彩ペン先などを選ばないかぎり、ペンの動きに対して画面描画の遅れはほとんど感知できない程度になっています。

上の写真はApple Pencilの充電用Lightningコネクタ部。
これをiPadに挿して充電するわけですが(メス-メスアダプタも同梱してあり通常の充電器でも可能)、こんな細長いものを挿しっぱなしにするわけで、たとえ短時間でも注意が必要です。
たぶんもう「折った」あるいは「曲がった」っていう人いるんじゃないかな。

あと、やっぱりこのPencilを固定する何かしらの方法が欲しいです。
おそらくサードパーティからペンホルダー付きのケースが出てくるでしょうから待ってみましょう。


ipadprofc08d.jpg12.9インチの画面は大きいです。
Webページを見るときの快適さは10インチ以下のタブレットとは段違い。

それどころか、横画面でしか使えないノートパソコンよりも閲覧製は上。縦長が多いWebページを原寸で読めます。



しかし。

iPad Airやminiなどと違って誰にでもすすめられる製品ではないです。
もちろん絵を描ける人には最適な製品のひとつだと思います。ワコムの液晶ペンタブを思えばこの価格も高いわけではないですし。

ですが、先述したサイズの問題は意外なほど大きく、そこのところをよく考えて購入しないと、結局使わなくなりそうな製品かもしれません。
「iPad AirからProに乗り換えよう」では、後悔する人も少なくないはず。

家の外に毎日持ち出す人は少ないでしょうから、可搬性は無視したグリップ付きのケースなんか出てくれると嬉しいですね。
机に置けばそのままPencilで描画時に傾斜をつけるスタンドにもなり、グリップの中にPencilが収納できるような。

円安もあり、今回128GBのiPad ProセルラーモデルにApple Care+加入(落としそうだし、画面割ったら非常に高いらしいので)、そしてApple Pencilで税込み16万円を超えました。
絵描きの趣味もない僕は、実を言うとちょっぴり「さてどうしよう」状態です。
一応とある目的をもってこの大画面タブレットを買ったわけですが、それだけでは値段ぶん活用できないような気がして。

あ、でも「じゃもらってあげるよ」というメールは送らないでくださいね(笑)。


それにしても、なーんとなくですが、ジョブズがいたらこの製品は出てこなかったような気がします。似てはいても違ったモノになっていたのではないかと。
最近発売されたiPhone6用のバッテリー内蔵ケースにしても、新しいApple TVにしても革新的なところは何も見当たらず、やや迷走しているように感じるのは、あまりにメジャーになりすぎたAppleを僕が飽き始めてきているという理由だけではないでしょう。

「大きいiPadが出たら買う」と決めていたので今回迷いはしませんでしたが、競合製品としてSurface Pro4という選択肢もあります。
使った事がないのでわかりませんが、もしスタイラスペンの書き味が同等なら、Windowsが動作し汎用性の高いこちらの方がもしかしたらベターだったのかもしれません。PhotoshopやIllustratorももそのまま動きますしね。

Macからは離れられませんしiPhoneを手放す事も現状考えられませんけれど、タブレット型端末に関しては、次はApple以外も検討してみることになるような気もしています。

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