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ドコモD705i感想  2008.02.18 Mon

d905d705.jpg携帯をドコモD705iに機種変更してから2週間ほどたちました。

僕の使い方は、メールが全使用時間の8~9割くらいを占めてると思いますから、どうしてもこの方面の使い勝手メインになりますけど、個人的に気づいたことをちょっとここらでまとめてみたいと思います。
おのずと僕がこれまで使ってきた機種、とくに最近まで使用してたM702iSとpremini2(MOVA)との比較論に偏ってるでしょうから、Dを以前から使ってた人には当たり前な事もあるかもしれません。

速度は十分
激早とは言いませんし、画面切り替え時に若干もたつく事もありますけど、全体としては必要十分な反応速度です。

ホイールは使いやすい
構造こそ異なるもののiPodのようにくるくる回転させてスクロールや選択を行うホイールは思いの外使い勝手が良いです。画面表示もホイール回転にきちんとついてきます。
ただし不満点もありますので後述します。

d705mnmon.jpg画面直下のボタン類は多機能
メインメニューやセレクトメニューはもちろん、データBOXへのアクセス、プライバシーモード(着信履歴や特定のメールフォルダなどを隠すモード)への移行、ワンセグやカメラ等機能の起動、スケジュールへの移動、マナーモードの切り替え、減算タイマーなど、多くの機能が画面直下にあるボタン類の「短押し」と「長押し」に割り当てられてます。
ただし表記がなく覚えにくいため、僕はこれらを書いた待ち受け画面を作りました(^_^;)。しばらくこれ使います。

カスタマイズ度が高い
自分がよく使う機能を並べられるセレクトメニューだけでなく、待ち受け画面上にレイヤーのようにスケジュールやメモ、新着情報(メールと電話の着信)を表示できたりと、カスタマイズが容易です。
画面解像度の違いからか、スケジュールのカレンダーが2ヶ月分表示できる知人のD905i(上写真の黄色い携帯)と異なり1ヶ月分しか表示できませんが。

周辺光量によって照度がかわる照明設定
周囲が明るい場所では画面照度も明るく、暗い場所にいくと照度が下がるのと同時にボタン照明が灯るオート設定ができます。

「直デン」は便利
よく電話やメールをする相手を登録しておき、その一覧を通話ボタン短押しだけで呼び出せる「直デン」機能は、電話帳から選ぶ必要がなくとても便利。
他の機種と同じく「数字ボタン+通話ボタン」で電話する事はできますが、これだとメモリ番号順になりますし、メールは送れません。
直デンのリストは8人までです。これは1画面に収めるためでしょう。ページめくらないといけなくなったら電話帳と大差なくなってしまいますもんね。


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もちろん良いことばかりじゃありません。
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Bluetoothがない
もちろんこれはわかってて買いました。
D705iの不満というより、DoCoMo携帯の大きな不満点ですね。一部の「P」にしかBluetooth付いてませんもん。
この点だけでSoftBankに乗り換えたいって気持ちもあるくらい。

やたら汚れる
初日に書いたとおり、ほんとに汚れが目立ちます。
それほど気にするほうではないんですが、それにしても汚い。風呂からあがったあとでも、石鹸で手を洗った直後でも、1度でも触れるとなんだかもう「ベタベタ」な感じです。
こんなにオレの手って汚れてるんかと気になって仕方なくなるくらい。

バッテリー表示が1本になってから切れるまで早め
電池の持ちそのものは悪いわけではないんですけど、1本になったら即充電がいいみたいです。

標準搭載のテーマやアイコンがイマイチ
妙に女性っぽい色合いのものか真っ黒ベースのものしかありません。
黒ベースでも、へんにちかちか動いたりシマウマ柄だったり、表記がとても見づらかったりするのばかり。
電池・電波アイコンも見にくかったりわかりにくかったりで結局普通のにしてます。
アイコン全部自作するなんて面倒くさいですし。

メールの文字サイズが微妙
個人的には「中」と「小」の間くらいのサイズが欲しいです。

待ち受けカレンダー表示がでかい
上のカスタマイズ度~のところでも書きましたが、スケジュールの有無表示なんていらないから、小さいカレンダー表示が欲しかった。
それなら2ヶ月分表示ができるだろうし、小さい1ヶ月表示にすれば画面上の専有面積も減りますから待ち受け画像にも懲りたいところなんですが。
常に画面が出てるスライド型ですから余計にそう思います。

クリアボタンが手前斜めに押せない
ちょっと表現しにくいんですけど、クリアボタンを押すときはちょっと意識して奥(上)のほうを押すようにしないといけません(実際には中央を真下に押せばOK)。
手前(下)側を押そうとするとフレームが邪魔して押せないんです。

推測変換は悪くないが、覚えが悪い
普通の変換精度自体は、最近の携帯らしく悪くありません。
ですが、一度入力した単語への推測変換がなぜか良くない。つい30秒前に決定した単語を再び入れようと、その頭1文字を入れても、なぜか候補の最後のほうに表示される事が少なくないんです。
当然候補の先頭にあるだろうと思って操作してるので、これ結構いらいらします。

ホイールにガタつきがある上にボタンとしては硬い
ホイールは普通の十字キーとして上下左右を押して使うこともできるのですが、このクリック感が硬すぎます。
重いというのとはまた違い、「パチッ」と音がしそうな安っぽい硬さ。ホイールを回転させるときの軽さ(これも軽すぎて安っぽいのですが、回す操作と押す操作を区別するためにある程度は仕方ないのでしょう)とは対照的です。
また、さきほどホイールの使い勝手は良いと書きましたが、そのハードウェアとしての作りはイマイチというか、はっきり言って良くないです。あらゆる方向にガタつき(と言うには緩すぎる「遊び」)があります。

スライドボディにもガタつき
スライドを閉じた状態でも横方向に結構ガタつきがあります。
知人のD905iにもボディ、ホイールともに同様のガタつきがありましたから、個体差ではないでしょう。



そういうわけで、大きな不満点は2つ。

1つは漢字変換の学習機能が貧弱なこと。
そしてもう1つは、可動部分の質感が低すぎること。

それまで使っていたのがアルミボディで工作精度の高そうなM702iSと、大きな可動部分の少ないストレート型のpremini2だったから余計にそう感じるのかもしれませんが、ともかくハードウェアの質感は僕的には合格点はあげられません。
フラットなボディ前面を覆うクリアパネル(汚れやすいけど)と薄型で潔い直線基調デザインのおかげで、机の上に置いてる状態での見た目はD905iより高級そうに見えるものの、実際に動かしてみるとなーんか安っぽいです。
緻密さというか凝縮感というか、そういったものに欠ける印象。
なお数字ボタンは、中央部分が少し膨らんでいるD905iのほうが押しやすいですし、またその押した感触も若干良いみたいです(が、premini2には遠く及びません)。

スライド部分やホイール部のがたつきはもちろんの事、ボタンを押したときの感触まで気が回らなかったんでしょうか。
携帯を使うという事はこれらボタン類を使うことでもあるわけですから、こういうところは手を抜いてほしくないですね。


・・・・ちょっと厳しく書きすぎたかな(笑)。こうして列記するとき合格点は意外に思いつかないもので、むしろ不満点のほうが書きやすいんですよ(^_^;)。

漢字変換をのぞけばソフトウェアの機能的にはもちろん悪くないので、満足度は65%というところでしょうか。
でも携帯の機種変更は一種の気分転換と考えてる僕ですから、モノとしての質感の低さには気持ちが萎えてくるのも事実です。2年で分割払い完了となりますが、そこまで使い続けはしないでしょうね。

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  2. 旅ボイスは、D705i、D705iμに対応!

    D705iかっこいいですねー。スリムスライドケータイというキャッチに恥じないケータイ。 旅ボイスはもちろんD705i、D705iμに対応しています! ア... 旅ボイス公式ブログ - 2008.03.17 13:32