今日の写真(E-410感想) 2008.03.23 Sun
![]() 機材:OLYMPUS E-410 + ZUIKO DIGITAL ED 14-42mmF3.5-5.6 ※クリックすると少し大きな画像が表示されます E-410を使ってみて気づいたところ、良い点悪い点を今日は書いてみます。 ▼軽い・小さい E-410の良さは何といってもこれに尽きます。スペックとしてはわかっていても、実際持ち歩くとその軽さがとてもありがたいです。 ▼画質十分 フォーサーズだからっていうネガティブ面はとくに感じません。被写体にもよりますけど、ISO800までなら十分使える画質だと思います。 ![]() 最近のデジタル一眼としてはボタンの数が少なく、専用ボタンはあまり装備されていないのですが、OKボタンを押すと出てくる「スーパーコンパネ」画面から主な設定を変更できます。 メニューからたどるよりずっと素早くできて、なかなか良いインターフェイスです。 ▼ライブビュー専用ボタン 専用ボタンが少ないと書きましたが、ライブビューのボタンはあります。位置的にも右手親指で押せる場所にあり、ライブビューを積極的に使ってくれという印象があります。 また、ライブビューの拡大表示は見やすいです(MFに限りますが)。 E-420ではコントラストAFと顔認識も装備されましたから、より使いやすいことでしょう。 ▼よく持つバッテリー 買った直後に充電したきり、まだなくなりません。数百枚は軽いでしょう。 ▼結構暗い場所でもAF作動 ストロボによるAF補助光照射も可能ですが、OFFでも思ったより暗い場所でAFが作動するようです。キットレンズでもそうですから、明るいレンズならより一層でしょう。 ▼CF・xDダブルスロット オリンパスお得意のxDカードだけじゃなく、コンパクトフラッシュも使えます。双方向にコピーもできるようです。 もっとも、xDだけなら買ってませんけどw。 ![]() ただの鉄板に細長い穴をあけただけの取り付け部を持つカメラが多い中、E-410は三角カンを下げるタイプになってます。上級機やフィルム一眼を思い起こさせイイ感じです。 ![]() 機材:同上 背景も見せたかったのでF7.1まで絞ってますが(手持ちですからそのぶんISO800にしてます)、この撮影距離だと結構ボケてくれます。 フォーサーズの被写界深度が深めなのは事実ですが、ボケを楽しめないなんて事はなさそうです。 ![]() 機材:同上 もちろん気になるところもあります。 ▼ファインダーが小さい 素子サイズからして仕方ないところではあると思いますが、ファインダー像はやはり小さいです。 MFでのピント合わせは難しいですが、カメラの性格を考えればAFオンリー、またはMFはライブビュー専用でいいかもしれませんね。 ▼バッテリー残量表示がない 無いわけではないのですが、普段は表示されておらず(電源投入時には出ますが、どうやったら表示されるのかよくわかってません)わかりにくいです。 表示もどうやら2段階のようだし、このバッテリー残量表示は大きな不満ですね。 常に表示させてほしいところ。 ▼画像拡大は再生モード時のみ 撮影直後に画像を拡大してピントチェックをしたい事は多いのですが、再生ボタンを押してからでないとできません。ちょっと不便です。 ▼拡大表示から全体表示に戻すボタンがない 再生時、拡大をすると全体表示に戻すには拡大率を下げていくしかありません。 いきすぎると一覧表示になってしまいます。 ▼シャッター半押しでAEもロック ニコンもペンタックスも半押しではAFだけのロックというのが標準です。これに慣れてると、AFとAEどちらもロックされる仕様は違和感があります。しかもこれは設定で変更できず、AE/AFロックボタンを使うことになります。 まず構図の位置でAEロックボタンを押し、次に被写体にAFエリアをあわせシャッター半押ししてピントを合わせ、また構図を戻して撮影というかたちになります。 ▼AFポイント変更がメニューから AFポイントが3点なのはいいとしても、ポイントを変更するのがメニューからしかできないのは不便です。先に書いたスーパーコンパネから可能なんですが、それでもここは単純に十字キーだけで変更できるようにすべきでしょう。 ▼ISOオートは400まで ISO感度のオート設定はできるのですが、上限や限界シャッター速度などを設定することはできません。しかもISOオート時はなぜか上限がISO400です。もう一段上まであってもいいのに。 ![]() 電源はモード切替ダイヤルの後ろに付いているのですが、これはやはりニコンやペンタックスのようにシャッターボタン周りのリングを回すのがどう考えても使いやすいです。 もっともE-410にはグリップがありませんから物理的に設置が難しいかもしれないですね。 いろいろ書きましたが、このカメラはとにかく小型軽量なことに尽きると思います。 弱点もありますけど、このサイズには代え難い。 欲を言えば、やっぱりボディ内手ぶれ補正が欲しかったところですね。 サブ機として、あるいは写真撮るかどうかわからないお出かけ用として、コンパクト機のかわりとして使うに最適なカメラかなと思います。 →「今日の写真」を全部見る ![]()
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