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フィルムカメラ終焉に思うこと  2008.04.30 Wed

filmcmrend.jpgCIPA(カメラ映像機器工業会)が、フィルムカメラの生産&出荷台数の統計を発表することを停止したそうです。

リンク先の記事によれば、集計数が一定数に達しない場合発表の対象にしないという規定に引っかかったらしい。

なんでも2001年に国内出荷台数でデジカメに抜かれてから、たった7年で「月生産1580台」になってしまったそう。
100年以上の歴史を持つ銀塩カメラですが、その事実上の終焉までの下降線は皆が思っていたよりもずっと急なものだったようです。

たしかにこの数年、観光地へ行っても運動会に行ってもほとんどデジカメしか見かけません。
僕自身、一眼デジカメを買ってからはフィルムを買うことはなくなりました。
商業用途がありますから、すぐまったくゼロになってしまう事はないとは思いますが、技術の進歩は相変わらず早いですから、コストとの兼ね合いを考えればそうした場面でもデジタル一色になる日もそう遠くはないかもしれませんね。


それで気になるのが、将来への遺産です。
フィルムというものは劣化や退色はしていっても、焼失でもしないかぎりなくなってしまう事は少ないですよね。
家を片付けていたら色あせたお父さんの若いころの写真が出てきたり、おばあちゃんの写真が見つかった、といった事を経験した人は少なくないと思います。

一方のデジタルはほんのちょっとした事で完全になくなってしまいます。
HDDが寿命を迎えた、パソコンを落とした、水をかけてしまった、そんな事ですべてのデータが読み込めなくなってしまう事だって十分あるんですよね。

そうでなくても、家族で唯一パソコンを使える人間が急な事故なんかでいなくなってしまえば、それまでの家族写真なんかはそのままずっと誰の目にとまることもないでしょう。
もちろん世界や国、会社にとって重要なデータは残るでしょうけど、個人レベルではいたるところでこんな事が起きてそうです。

「いつでもできるから」と言わないで、なるべくプリントするようにしたほうがいいかなぁと思いますね。

「写真」というものが発明されたおかげで、僕らは坂本龍馬やアインシュタインの姿を知ることができました。
また写真が普及することで、一般家庭の記録も(ある程度は)ずっと残ると思ってるところがありましたが・・・。

果たして僕の子供の顔を、そのひ孫は知ることができるんでしょうか。

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