カシオEX-F1の超高速動画 2008.07.05 Sat


カシオのEXILIM PRO EX-F1。
発売前後にこのブログでも何度か取り上げたとおり、フル画素を使った超高速連写と、これまた超高速(というべきかスローというべきか)な動画を撮れるカメラです。
Nikon D3やEOS 1D mark3でも絶対無理ものがこのカメラなら撮れる。今のところ民生品では「EX-F1でしか撮れない」映像もあるわけで、当然興味津々だったわけですが、いかんせん価格が10万円ほどと決して安くはないので手が出せずにいました。
今回のご厚意は渡りに船という感じでしたから、もちろんありがたく甘えさせていただくことに。
ただ、問題は「何を撮るか」なんですよね。
鳥撮りの人には絶好のカメラなんだと思いますが、特にスポーツもしてない僕が普通に生活していて超高速で撮るべきシーンはなかなか見つかりません。
ない頭を絞って考えたのは、「線に見える雨垂れは実はツブツブだ」とか、「石を池に投げる」とか、「スライムを壁に投げる」とか、「水槽にリンゴを落とす様子」とか、「ガラスが割れる瞬間」とか、「ドラムの皮に水かけて叩く」とか、「指で輪ゴムを弾いた瞬間」とか、「ジャンプ→着地したときの人の顔」とか・・・。
やっぱり柔らかいものが変形する様がよさそうなんですよね。
硬いものが、ただゆっくり動くだけじゃいまいちですから。
でも時間の都合でいろいろ試したりセッティングしたりはできません。
結局その場で思いついた「花火」を撮ってみることにしました。

買ったのはこんな感じ。
何より子供の頃よく遊んだ爆竹を撮ってみたかったんですが、せっかくなので他にも2、3買いました。

それをこんなふうにEX-Z1で狙います。
カメラマンはT.斎藤さん。僕は火つけ係です。
ちなみにこれはヘビ玉花火を撮ろうとセッティング中。
というわけで撮りましたよ。

600fps動画。実際の1秒間を20秒かけて再生するスローです。

1200fps動画。実際の1秒間が40秒かけて再生するスローです。
・・・・・微妙です。。
爆発ってのはほんとに一瞬なんですねぇ。1秒間1200フレームの動画でも爆発の瞬間はたった1コマでした。
ちなみに300fps→600fps→1200fpsと高速にしていくほど撮影画像は小さくなります。でもなんでこんなに横長なんだろう。

600fps動画。
回ってる様子がよくわかります。ガメラみたいです。それだけですが。

300fps動画。
・・・単純に遅いだけのヘビ玉です。なんと言うか・・・普通です(+_+)。
最初だけ通常速なのは、30fpsと300fpsを切り替えるボタンがあって、そこで押してるからです。
意外にもつまんない結果になってしまいそうだったので、川(全部河原での撮影です)に石を投げ込んでみました。

600fps動画。
最初のしぶきのあと、その内側からもう一度しぶきが上がってるのがわかります。
やっぱりこのカメラは明確に目的を持って買うべきデジカメだと思いました。
撮るものがあればこれほど面白い機種はないに違いありませんが、残念ながらというか幸いにしてというか、僕は10万円出さなくて正解だったのかも(^_^;)。
関係ないけど「石ボッチャン」を撮った直後、雨が降ってきました。
それが雷をともなってまるでスコールのようなものすごい降りで、傘など持ってってなかった僕はうちに帰るまでにずぶ濡れになってしまいました。
まだ夕方ともいえない早い時間だったのに妙に暗かったのはこういうことだったんですな(+_+)。
借り物のEX-F1は大丈夫だったでしょうか。。
![]() | ▼CASIO EXILIM PRO EX-F1を楽天でさがす ▼CASIO EXILIM PRO EX-F1をAmazonでさがす |
- Genre :
- 写真
- ★カメラ&レンズ・機材
Comments
- name
- comment